30 光景 ページ30
＿＿＿＿が、いっこうに痛みがやってこない。
代わりに、顔に水滴のようなものが落ちてきた。
目を開ける。
『なっ･･･』
Aは目の前に広がる光景を疑った。
ミアの腹部にアトリの手が貫通している。
貫通したところからじわじわと赤黒い染みが広がっている。
「お、ねえちゃん･･･」
ミアの身体がゆっくり傾いていく。
何もかもがスローモンションのようにゆっくりと見える。
ミアが＿＿＿＿＿＿私を庇った。
ミアが私を･･･。
なぜ。
放心状態のAを見て、アトリは笑う。
「あれ？ そっちやっちゃったかぁ。」
「あぁ〜、タイムオーバー。イルマちゃんたちのとこへ行かないと。」
「バイバイ、ラミア先生、A先生♡」
アトリがその場から逃げだしたが、追いかけている余裕はない。
ミアの周りに血溜まりができ、教師用の紫色の制服が赤黒く染まっていく。
顔は青白く、呼吸が浅い。
Aは必死に
目の前がぼやける。
ミアを抱える手が震える。
さっきの戦闘で魔力を消耗したせいでヒールが追いつかない。
このままだと回復させる前に自分が力尽きてしまう。
必死に頭を回転させ、今できることを探す。
教師用の通信を開く。
“「誰かッ＿＿＿＿＿＿今すぐ、来てッ。お願い！！」”
＿
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ヒヨコ(プロフ) - SATUKIさん» 初コメありがとうございます！！ そう言って頂いて嬉しい限りです🙇 こまめに更新とはいきませんが、最新刊が出るごとに必ず更新しますので、応援よろしくお願いします😊😊 (2月27日 2時) (
レス) id: 86aab71ae2 (このIDを非表示/違反報告)
SATUKI - 初コメ失礼します！昨日この作品を見つけさせていただき今さっき、最新話まで読み終わったところなので感想を書かさせていただきました！めちゃめちゃ好みの作品なので、よかったら最新刊が出たらまた書いてくださると嬉しいです！素敵な作品をありがとうございました! (2月23日 18時) (レス) @page46 id: 4bb6778033 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ゴリゴリ楽しみにしときます！！ (10月21日 0時) (レス) @page36 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» お楽しみに😎 (10月17日 12時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ､､､もしやミアちゃん､､､いい子やったんか！！大丈夫や！きっと作者がなんらかの手を使って倒してくれるはずや！！(？？？？) (10月17日 2時) (レス) @page30 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年10月4日 15時
