14 熱 ページ14
「新任教師の諸君。ようこそ
「誇り高き我が校の教育者として職務に励むように！」
今日は悪魔学校バビルスに新しい教師たちが入ってくる日である。新任の二人の前に立ち、張り切った声で指導しているのは、二人の教育係を任されたロビンである。
ダリ「張り切ってるなぁ。ロビン先生。」
オリアス「カルエゴ先生は？」
ブエル「自宅で寝込んでて、休みです。」
オリアス「あぁ、イルマくんの･･･。って、あれ？ A先生も教育係じゃありませんでしたか？」
ブエル「A先生は魔熱をもらって寝込んでます。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿一方、その頃。
ゴホッ、ゴホッ。
「･･･カルエゴ先生の件で面白がってたから、バチあたったかも。」
Aは熱を出し、自宅で寝込んでいた。
熱を出すなんて何年振りだろうか。熱が上がりだしたのは昨日の夜だが、朝になっても一向に熱が下がる気配がない。立つのもやっとである。
ピピピピッ
体温計を見てAは唸る。
『全然下がんない。』
『こーゆー時は＿＿＿＿＿えっと＿＿とりあえず、熱冷まし＿＿＿＿＿＿＿＿＿ない』
何とか布団から這い出て、熱冷ましの薬を探すが見当たらない。
『病院行かな＿＿＿＿＿＿』
急に立ったからか、気持ち悪さが襲ってきた。これは病院に行く前に、こっちが先に逝ってしまう。
『どうしよ･･･。』
回らない頭を働かせ、考える。
『(自分の家を知っていて、直ぐに来られそうな
Aは急いでオペラに電話をかけるが、通話中で繋がらなかったので、メッセージを送る。
『(オペラさんのことだから、すぐに気付いてくれるはず･･･。)』
頭がクラクラする。気持ち悪い。
意識が少しづつ朦朧としてきた時＿＿＿＿＿
プルルルルル
誰かからかかってきたようだ。オペラさんだろうか。
出ないといけないのに身体が動いてくれない。
あれ、飾ってある写真が横に見える。
床が冷たくて気持ちいい。
このまま＿＿＿＿＿寝かせて＿＿＿＿＿＿＿＿
暗転
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒヨコ(プロフ) - SATUKIさん» 初コメありがとうございます！！ そう言って頂いて嬉しい限りです🙇 こまめに更新とはいきませんが、最新刊が出るごとに必ず更新しますので、応援よろしくお願いします😊😊 (2月27日 2時) (
レス) id: 86aab71ae2 (このIDを非表示/違反報告)
SATUKI - 初コメ失礼します！昨日この作品を見つけさせていただき今さっき、最新話まで読み終わったところなので感想を書かさせていただきました！めちゃめちゃ好みの作品なので、よかったら最新刊が出たらまた書いてくださると嬉しいです！素敵な作品をありがとうございました! (2月23日 18時) (レス) @page46 id: 4bb6778033 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ゴリゴリ楽しみにしときます！！ (10月21日 0時) (レス) @page36 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - 寝子／猫さん» お楽しみに😎 (10月17日 12時) (レス) id: 025ddae4e2 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - ､､､もしやミアちゃん､､､いい子やったんか！！大丈夫や！きっと作者がなんらかの手を使って倒してくれるはずや！！(？？？？) (10月17日 2時) (レス) @page30 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒヨコ | 作成日時：2023年10月4日 15時
