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3話 ページ5

〜貴方サイド〜









貴「あの、団長は...」


神「俺だけど、君が新入りかな?」







一歩、前に前進して来たのは 朱色の髪の毛を三つ編みに結っている青年だった。
見た目からすると、後方にいる男の人の方が団長に見えるけど...






「はい。」と頷いた瞬間、団長が私に向かって攻撃を仕掛けてきた。
私は、突然の事に動揺しつつも 棍棒で攻撃を防ぐ。




その後も、何発かの攻撃を防ぐ。
でも、一発一発がとてつもなく重い。









神「ふーん...
瞬発力は、良いみたいだね。」







尚も攻撃を続けてくる団長に、私もそろそろ “守り” から “攻め” へと切り替える。
私は、棍棒を大きく振り上げて 団長に向け 振り下ろした。
突然の攻撃に対応できず、団長が壁に向かいチャイナ服を汚しながら飛んで行く。









いつの間にか周りには、団員達が集まっていたらしい。
「おぉ!」と言う声が あちこちから聞こえてきた。

私は内心、焦っていた。
団長から仕掛けてきた交戦とは言え、上司を投げ飛ばすなんて無礼にも程がある...







団長の方へ視線を戻すと、口の端しが切れたのか 血を吐き捨て、こちらに向き直った。
最初に見た時の笑顔は消え、瞳孔が開き切っている。








貴「...団長、すみません。」


神「いや、良いよ。そんな事は...」








そう言いながら、私の方へ近付いて来る。
とっさに棍棒を握り締めると、耳元で小さな団長の声が聞こえた。








貴「え......」








私は、そのまま硬直してしまう。
団長は、何事もなかったように「阿伏兎、アイツの部屋に案内してやって。」と指示を出している。









神『覚悟しといてね...?』

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みたらし団子バカ - 神威大好きです!更新楽しみにしてます! (2018年8月20日 16時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:筬蟲 | 作成日時:2018年1月25日 23時

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