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2話 ページ4

〜神威サイド〜









団「団長っ。」


神「そんなに慌てるなよ、危ないだろ。
で、何の用?」







俺の部屋のドアを荒々しくノックして、返事も待たずに勝手に部屋へ入ってくる。
団員の一人が、肩で息をしながら俺に話しかけてきた。






団「あの、新しい団員の方が来てるんですけど...」


神「.......あぁ!
何か、そんな事 言われたような気がしなくもないかな。」


阿「いや、ただ団長が忘れてただけだろ。」









阿伏兎に指摘を受け、多少イラっとしつつも いつも通りの笑顔のまま応える。








神「良いよ、俺がそっちに行くから。」


団「あの...
その新入り “女” なんですけど。」









団員の言葉に、阿伏兎の声が戦艦中に響き渡った。
...女?
この第七師団に ありえない。
それに、いくら夜兎でも女は所詮 弱いじゃないか。









阿「ここは、女の来るような場所じゃねぇぞ...」


団「ですが 副団長、その女 “元老からの命” と言っているんですが...」







元老の指示で来た “女” かぁ...
って事は、相当強いって事で言いのかな?









神「良いよ、手合わせしてみたいし。」









俺の一言で、団員も阿伏兎も黙り 俺の指示を待った。
俺は、団員に「その女の場所まで連れて行け。」と言うと 団員の後を付いて行った。







暫く歩くと、団員が「此処です。」と言い そのまま その場を離れて行った。

そこで俺が見たのは、淡藤色のチャイナ服を身に付けて、長い棍棒とバッグを持った 華奢な女だった。

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みたらし団子バカ - 神威大好きです!更新楽しみにしてます! (2018年8月20日 16時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:筬蟲 | 作成日時:2018年1月25日 23時

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