君はシンデレラガール Yuta.J × Ren.N (ページ31)

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廉「さっき、ジャージを取りに来た時、アイツらがAの机の周りで何かやってたんよ。俺が声掛けたら、別にって言ってたけど…」

「そうだったんだ……どうしよう……」

廉「俺に任せて。俺には優秀な執事がいるから」

「え？執事？」

と言うと、廉はどこかへ電話をかけた

廉「衣更月(きさらぎ)、至急新しい英語の教科書～～を用意してくれ」

？〝かしこまりました〟

廉が電話を切ると、ものの数分でキサラギと呼ばれる長身の男性がクラスに入ってきた

？「廉様、大変お待たせいたしました。こちらでしょうか」

廉「おう、サンキュ！…はい、A」

と渡されたのは真新しい英語の教科書

『え？なになに？』

『もしかして、本当のお金持ち？』

『嘘、カッコイイ……』

クラスメートが続々と集まってくる

廉「紹介するよ、A。永瀬HDに仕える俺専属の執事衣更月だ」

蒼「衣更月蒼馬と申します。以後お見知りおきを」

開いた口が塞がらない、とはこの事だ

す、すごい……

「よろしくお願いします…」

ん？てか待って？

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