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夏休みは順調に文化祭準備を進め、刻々とその貴重な休み時間が過ぎて行く
A「たまには私も夏っぽい事したいな……」
こんな私は結局、文化祭準備か家で寝てるかで貴重な夏休みを潰してしまっている
A「……あ、バイトするか」
A「近くにあるかなーーっと」
携帯で探ってみる
A「……あ、ここ」
私の目に留まったのは
“café[HoneySweet]”というカフェのスタッフの募集
一番家からも近く、ハチミツをふんだんに使ったドリンクやフードが揃う大人気のカフェだ
A「時給も950円……高めだ」
A「応募するだけ応募してみるか」
親にも許可を貰い、申し込む事に
プルルルルっ……プルルルルっ
?『お電話ありがとうございます!café[HoneySweet]です!』
A「あ、もしもし…あのー…バイトの申し込みさせて頂きたくて電話したんですが……」
?『あ、はい!わかりました!お名前やご住所…………』
その後、店員さんのいくつかの質問に答えて話は進み
?『はい!了解しました!では、後日面接を行わさせて頂きたいのですが、ご希望の日時はございますか?』
A「いえ、特にないです!」
?『では……明後日の11:30に来て頂くことは可能ですか?』
A「はい!大丈夫です!!」
?『ありがとうございます!では明後日の11:30に履歴書とペンを持参でお店にお願いします!着きましたらスタッフに“バイトの面接で来た”事をお伝えください!』
A「はい!!わかりました!!失礼します!!」
電話を切り、慣れない電話にホッとしたのか一気にため息が出てきた
A「面接……私初対面の人と面と向かって話すの苦手なんだよな……」
とは言うものの、お店で働きたいのであればそんなの関係ないもんな
A「……頑張ろ」
私は仕方なく自分を落ち着かせた
明後日、ある出会いがあるとは知らずに
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ふまけんLOVE(プロフ) - 楽しみにしてます!めっちゃ面白いです!!こうしんがんばってください (2017年9月19日 17時) (レス) id: cbbcacd161 (このIDを非表示/違反報告)
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