これからも、ずっと。3 (ページ28)

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無事2人とも着替え終わり教室へ戻ると

健人｢アイツら……先に帰りやがったな｣

作業してたものがただ端に寄せられ、ゴミ袋もそのままの誰もいない状態に……

A｢せめて片付けて欲しかったよね笑｣

まあ、またすぐ作業するからいいんだけどさ

健人｢ゴミだけ捨ててくるわ、ちょっと待ってて｣

すると大きなゴミ袋を両手いっぱいに持って走って行ってしまった……

A｢文化祭……楽しみだなぁ…｣

健人が来るまで席について待ちながら呟いた言葉が静寂な教室に溶けて消えてく……

両想いってホントにこんなにも幸せになれるんだ……

今まで男気の方が強かった私でも

『もっと近くにいたい』

『もっと健人の事を知りたい』

『もっと……』

『触れたい』

って思っちゃう……

A｢なっ！？変態になっちゃう私っ！！////｣

勢いよく机に伏せた時

健人｢なーに考えてたんだよ｣

A｢ひゃぁっ！｣

耳元で不意に聞こえた健人の声に反応してしまった

健人｢え、耳弱いの？お前｣

A｢はっ！？今のは、急に来たからっ！！ビックリしただけだしっ！別に弱くなんかなっ…｣

私が慌てて否定している途中で

健人がいきなり顔を近づけて来て

耳たぶを甘噛みして来た

A｢っん//｣

健人｢Aっていつの間にそういう声出せるようになったの？｣

A｢やめっ……て///｣

健人｢ほんと……可愛い｣

そう言いながら見詰めて来たと思ったら唇に優しいキスをして来た

健人｢今回は……これで我慢する｣

健人｢また油断してると襲うからな？なんっちゃって！｣

健人｢ほら、帰ろーぜ｣

何事も無かったかのように先に教室を出ていく健人に小走りでついて行く

さっき…………

私自身も知らなかったくらい……

甘い声…………出てた……？

私って……

A｢やっぱり変態……だ……｣