これからも、ずっと。3 (ページ16)

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健人を探すため少し席を離れて待っていると

健人｢あ、いた！｣

汗ダラダラで走って来た健人

A｢汗凄いよ？(笑)お疲れ様。はい、これ。｣

そう言って私が健人の為に持っていたタオルと飲み物を渡した

健人｢お、ありがと！｣

飲み物が凄い勢いで無くなっていく

それを見つめていると

健人｢ん？なに？｣

A｢え？あ、いや……｣

健人｢あ、俺カッコよかった！？走ってた時！！｣

子供のような顔で話してくる健人

A｢それ自分で言う？(笑)｣

健人｢えーでもさっき『大好き』って口パクしてくれたよね？(ﾆｺﾆｺｯ)｣

A｢それ…は………/////｣

健人｢はい、照れたー｣

A｢っ！！/////じゃ、じゃあ！なんでお昼のときはあんなに態度冷たかったの！？｣

健人は『え？…』と焦りだした
ほら、何も言えない

すると、頭をかきかながら

健人｢…嫉妬したんだよ。菊池との接触見て｣

A｢え？｣

健人｢菊池に軽々とお姫様抱っこされちゃってさ！？俺だってまだやってねーってのに…ムカついた｣

A｢嫉妬……してくれてたの？｣

健人｢なに？悪いの？｣

A｢いや、なんか……可愛いなって……｣

健人｢あ。その言葉言うなって言ったよね？｣

A｢あっ！｣

咄嗟に口を抑える

健人｢おしおき｣

私の手をどかして

優しくキスしてきた

唇が離れると

健人｢ありがとな。応援すごい聞こえた。お前のおかげだよ｣

そう頭を撫でてくれた

健人｢まっ、嫉妬させたのは後でまた説教だな！｣

A｢は！？今お仕置きされたじゃん！！｣

健人｢これだけで許されませーん｣

A｢もーーー健人のいじわるっーーーーー！！！！｣

こう言っときながら、どこか嬉しい私もいた

変態だ、私