ダークマｔ……料理を作ろう ページ7
「あの、タイトル……」
「ふざけているのか？」
ふざけてます☆
今回の主役はエメルダ＆ローゼンです。友情出演でパルファとシガもいます
それでは本編スタート！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Sideローゼン
「兄さん、今日は私がカレーを作ります!！」
「この前シチューを作ったことは謝るし、俺が作るからやめてくれ」
そう言うとエメルダは口を尖らせて抗議していた
エメルダには悪いがこれは譲れない
前に何度か料理をさせたが卵焼きは中まで炭だったり、悲惨すぎて割愛するものが生み出されたりしていた
あながちタイトルは間違っていない
「分かってますよ。兄さんは私がレシピをろくに見ないでカンで作っているのが不安要素でしかないことに。だから今回はレシピ本を用意しました」
「エメルダ……」
自分の何処がダメなのかを理解するとは……成長したな
「だから今回はパルファさんに相談して彼女づてにシガさんから本を借りたんです」
「待て、何があった」
……。
前言撤回だ
『……と言う訳なんです。パルファさん、どうすればいいですか？』
『成程ね……。あ、確かシガからおもし……ん”んっ、いい本を借りてたわ。それを貸すからいい料理を作りなさい。』
『ありがとうございます。うまく作れたらお礼に差し入れｓ『遠慮しとく』そうですか……』
「こうです。」
「待てさっきパルファは面白いって言わなかったか？」
エメルダが持っている本のタイトルには【初心者でも出来る黒魔術の本】と書いてあった
……。
エメルダがタイトルに気付いてないのか、はたまた気付いた上で俺に振舞おうとしているのか
俺には分からなかった
「……にしても、変わった料理名が多いんですよね。パルファさんに付箋を幾つか貼ってもらいましたが」
そう言うとエメルダは本を開き俺に見せた
そこには【同じ手順で作られた物を口に入れた者同士で精神が入れ替える魔術】や【食べた者を一定時間黒歴史製造マシーンにする魔術】、【本音と建て前が入れ替わる魔術】などがあった
成程、エメルダは気付いてないな
そしてこのレパートリー、ネタにしか走ってないが？
俺は凄まじい勢いで本を閉じ、机に叩き付けた
「兄さん？」
「元の場所に戻しておけ」
どうにか説得し、結局おれが教えながら作る事にした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴草風音(プロフ) - まりもくんさん» あれ……僕はいつの間にコメントを……？(訳：コメントありがとうございます、お仲間多くて嬉しいです！) (4月28日 12時) (
レス) @page28 id: 90ac8e06bd (このIDを非表示/違反報告)
まりもくん(プロフ) - 闇のオタクだ！！お仲間！！！！俺も鬱展開共依存病みとか大好きです！！個人的に可愛い子をいじめてる時が一番楽しい……（） (4月27日 6時) (レス) @page28 id: 50567afd8f (このIDを非表示/違反報告)
鈴草風音(プロフ) - 折角なので皆さんの性癖もどうぞ〜肯定しない事はありますが否定はしませんよ (4月27日 1時) (レス) @page28 id: a116b5cb49 (このIDを非表示/違反報告)
遙華 - 鈴草風音さん» 頑張ってくださいね‥！ (9月18日 8時) (レス) id: 7b59528f23 (このIDを非表示/違反報告)
鈴草風音(プロフ) - 遙華さん» わーありがとうございます！ これからも頑張れます(^・^) (9月17日 16時) (レス) @page11 id: 90ac8e06bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
