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頼れる先生 ページ42

血継限界__。

再不斬が発した言葉の意味を脳内で理解するまでに時間を要した。

「私が…?血継、限界…?」

「なんてな。その底無しのチャクラ、只者じゃないと思ってな。まァ、お前は無意識みたいだが。」

再不斬は手裏剣を武器にナルトを狙ってきた。


しまった…!武器の回収。これを考えてなかったせいで逆手に取られた!


急いでナルトの元へ向かおうにも間にあいそうにない。

まずい!と思ったが、この人が居ることをすっかり忘れていた。

「再不斬、無駄口はそこまでだ。」

カカシ先生だ。


彼は手裏剣を受け止めていた。素手で、だ。

手の甲からは、直ぐに血が流れ出した。


「ナルト、サクラ、サスケ、A。作戦、見事だった。」

カカシ先生が言った。


ナルトといいカカシ先生といいここの人達は、全く、よく無茶をやる。

それぐらい極端で、一見突拍子もないように見えるが皆その底流には同じ志が流れているようだ。

「言っておくが俺に2度同じ術は通用しない。さて、どうする。」


カカシ先生の言葉に再不斬がチッと舌打ちした。

やがてカカシ先生は写輪眼と術を駆使して再不斬を追い詰めた。


後少しの所で、再不斬の首に細長い針のようなものが数本刺さった。


アカデミーで聞いたことがある。


千本という武器の一つだ。


千本が飛んできた方を見ると木の上に仮面をつけた少年が立っていた。


「ありがとうございました。僕はずっと確実に再不斬を殺す機会をうかがっていた者です。」


仮面をつけた少年はそう言って丁寧にお辞儀をした。


「確かその面...霧隠れの追い忍だな。」


「追い忍?」

カカシ先生にサクラが尋ねた。


「そう、僕は抜け忍狩りを任務とする霧隠れの追い忍部隊の者です。」


答えたのは少年自身だった。


「それにしても、横取りなんて…」

私は少年に向かって「卑怯なんじゃない?」と言ってやった。

「君を見ていましたよ。なかなか才能ある戦いでした。…君もです。」

少年は私とサスケの方を見て言った。


ナルトは再不斬を横取りされた悔しさに歯ぎしりしている。

「君達とはいずれ戦うことになるかも知れません。失礼します。」


少年は再不斬を抱えて消えた。


「さ!俺達もタズナさんを連れていかなきゃならない。元気よく行くぞ!」

カカシ先生が気を取り直して言う。

「超すまんかったの!ワシの家でゆっくりしていけ!」

安心したのも束の間、カカシ先生が倒れた。


チャクラ切れだった。

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Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです!続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください!(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます!!学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!!この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません!!頑張って進めるようにしますね! (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:julius | 作成日時:2018年1月1日 1時

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