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五条さんとおしゃべりしながら歩き、私が住んでいるマンションの前まで来た
おしゃべりしていたらあっという間すぎて、ギリギリ終電に乗って帰ってきた時くらいの速さに思えた
『五条さん、本当にありがとうございました！』
五「どーいたしまして。いつでも頼って」
そう言って手を振ってくれた
部屋に戻ろうとしてエントランスへ入ると、なんだか人でごった返している
何かあったのだろうか
大家さんが出てきて、こちらに気づいてくれた
『こんにちは、大家さん』
大「あら、Aちゃんおかえり！ちょっと、その頭どうしたの？！」
『あー、ちょっと転んじゃって…当たりどころが悪かったっぽくてこんな風に…』
あぁ〜嘘ついちゃったごめんなさい…大家さんいい人なのに…
大「まぁ、気をつけなさいな」
心配までしてくださってるのに申し訳ない…！
『えへへ…ありがとうございます。ところで、この人だかりは…？』
大「あれ、連絡行ってなかった？今日から点検だよ？」
…………………………………え？
急いでスマホを確認すると、一斉送信でそんなメールが来てた
『あ、えーと、すいません…スマホ全く確認してませんでした…。今日から何日外で泊まればいいんですか？』
やっばい…どこ泊まるかとか全然考えてなかった…
大「う〜ん…Aちゃんのところは4日目に終わるけど一斉にやるから一週間くらいだね…やっぱり泊まるところない？大丈夫？」
『い、いえ！泊まる場所はあるんで！』
大「じゃ、工事終わったらまた連絡入れるから確認お願いね」
『はい！』
そう言って大家さんはまた別の住人の方へ行った
しかし…泊まるところどうしようかな…
元同僚に泣きつくわけにもいかないし、正直そこまでお金もない…通帳だけ持ってきとけばよかったな…でも、工事も始まるし…
あ！そうだ！
急いでマンションを出て来た道を走る
なんかちょっと頭がぐわんって感じしたけどあんまり気にならなかった
お目当ての人物を見つけ、私は叫んだ
『五条さん！』
すると、五条さんは驚いた顔でこちらを見た
五「え！？どうしたのAちゃん！走っちゃダメって…あー、包帯ちょっとずれてるし…」
そう言いながらも落ち着かせようとしてくる…じゃなくて！
『お願いです！一週間居候させていただけませんか！』
こんな形でまたしても友達に甘えるとは思わなかった
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しろりん(プロフ) - 面白いし気に入ったお話ですけど…夢主ちゃんの名前が所々『カナメちゃん』になってます…。(๑• •๑)? (2022年10月17日 17時) (
レス) @page29 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» わぁぁぁぁぁぁい！そうやってプレゼントの内容を妄想してくだされる日が来るなんて嬉しすぎます！更新頻度落ちますが頑張ります！ (2021年10月5日 19時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 調理器具か……フライパンかな？包丁は……流石に危ないかな？となるとミトン(調理器具か？)とか？何を贈るのか楽しみです。更新、無理のない程度に頑張って下さい。 (2021年10月4日 22時) (レス) @page37 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます！！ (2021年10月3日 20時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 尊過ぎ！！ (2021年10月2日 0時) (レス) @page30 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：覇王 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/53448167
作成日時：2021年9月9日 17時
