夜の店で清掃員始めたらイケメンと友達になった【五条悟】

29（家入side） ページ33

しばらくすると、悟の意識が戻ってきた




『あ、大丈夫ですか？お水持ってきますね』



そう言ってパタパタと駆けていくAちゃん
戻ってこないうちに話しとくか




家「私が言ってる意味わかったみたいだな」



五「うん…すごいわかった…」



はぁ、めんどくせぇ



家「そもそもAちゃんはお前のこと友達って思ってるかどうかすら怪しいぞ」



五「え…」



そんなのにも気づいてねぇのかよ




五「硝子、僕ってそんなに魅力ない男かな…」




家「ないな(即答)」



そう言ってまた項垂れる悟



家「ああいう子は真面目だから直接告ったって友達からって答えるぞ」




そう言って残りの日本酒を飲んだ




五「もー！お友達になりたい！」




『誰とお友達になりたいんですか？』



ご本人登場。遊んでやる




家「いやー、悟がな？Aちゃんとお友達になりたいんだって」




『へぇ、そうなんですか？五条さん』



五「(なんてこと言ってくれたの！)」




家「(日頃の仕返しだわ)」




悟は観念したのかAちゃんに向き合って手を握った




五「あ、あの僕と友達になって！」




ハハッw面白すぎるw
酒が進むわー




『？いいですよ？っていうか、お水飲んでください』




そう言ってAちゃんは水を差し出す
あー、酒がうまいw
時計を見るともう12時
そろそろ帰るか…




家「じゃ、私帰るわ。ごちそうさまAちゃん。片付けに悟使ってやりな」




五「え？」




『え、そんな。大丈夫ですよ？』




家「いいからいいから。じゃーね」




そう言って悟を置いて帰った
今度会う時どうなってるかねw

30→←28（五条side）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す