夜の店で清掃員始めたらイケメンと友達になった【五条悟】

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硝子さんとお話して数十分
五条さんが戻ってきた




『あっ、五条さんおかえりなさい！お疲れ様です！』




とりあえず労いの言葉をかけた
すると突然、体に重みがかかった





五「Aちゃん待っててくれてありがとう…僕、すっごい頑張ったんだよ…？」




『へへっ、そうみたいですね。』




五条さんの背中をトントンする
本当に頑張ったんだな…髪の毛がちょっと乱れてる




家「大袈裟なことすんな。たいして疲れないクセに」




五「あ、バレた？」




…そんなことだと思った
けど、頑張ったことには変わりない




『さ、ちゃんと自分で立ってください。タルト食べましょ！』




五条さんはムクリと起き上がり、ソファにどかっと座る
フルーツタルトを切り分け、食べる




『お味はどうでしょうか…？』




五『うん！めっちゃ美味しい！ねぇ、もう一個ちょーだい！』




よかった…喜んでもらえた…




五「ほんっと美味しい！ほら、硝子も食べてみ？」




家「ん…美味いな。綺麗にカットされてて見栄えもいいし」




『喜んでいただけて何よりです！』




ここまで喜んでくれる嬉しい
また作ってこよ！




五「あ、そうだAちゃん。今日一緒にご飯食べに行かない？」





『あぁ、すみません。今日今晩のおかずの仕込みしちゃってて…』





五条さんとご飯…行ってみたかったけど…






五「あーそっかぁ！じゃあ、また今度ね！お菓子ごちそうさま！」





そう言って空になったカゴを渡された
いや、食べるの早くない？結構入れてたはずなんだけど！？
ちょうど今日仕込みしたバカみたいな量の唐揚げみた…い…に…？






『あー！』





今日朝ボケっとしてて唐揚げ馬鹿みたいに仕込んじゃってたの忘れてた！
急に大声を出してしまったものだから家入さんと五条さんは驚いている





『あ、すみません…今日、ちょっと発注ミスと言うかなんというか…唐揚げたくさん仕込んじゃってて…』





『本当にごめんなさいなんですけど、うちに食べにきてくれませんか…？よければ硝子さんも一緒に…あの、ちゃんとしたもの作りますんで！』





私は2人に頭を下げた





五「え！いいの！？」




家「じゃ、お言葉に甘えて行こうかな。酒持って行っていい？」





『もちろんです！本っ当にありがとうございます！』




助かった…




『では、ちょっと家帰って掃除するんで失礼します！また後で！』




そう言って私はその場を後にした

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