17(五条side) ページ21
とある日
僕は医務室でスマホを眺めていた
家「いや、任務行けよクズ」
わぁ、硝子からのキツーい一言
五「大丈夫だよ〜まだ時間あるもんね〜」
そう言って再びスマホを見る
ワクワクして数分
ピコンっと通知の音がなった
【もうすぐ着きます】だって!ちょー楽しみ!
すると、勘のいい硝子はニヤニヤしながら聞いてきた
家「へぇ。珍しいじゃんお前。通知設定してるとか」
五「まぁ、ちょっとね〜」
こうしちゃいられない
僕はAちゃんとお菓子を迎えに行くべく門まで瞬間移動した
すっごい遠くからAちゃんが歩いてくるのが見えてくる
走って彼女の元へ行くと出会った時に聞いた落ち着いた声で挨拶してくれた
『こんにちは。頼まれたもの作ってきましたよ』
Aちゃんが渡してくれたカゴの中にはフルーツタルト以外にもいっぱいお菓子が入っててめちゃくちゃ美味しそうだった
五「すっごーい!え、めっちゃおいしそー!クッキーとかも入ってる!」
少し興奮気味にカゴの中を見るとAちゃんがクスクス笑ってた
静かに、すごく上品に
えっ…待って…
めちゃくちゃ可愛い…笑ってるところ初めて見た…
本当にその瞬間、僕はきゅーんってなった
24歳。彼女と言える女なんていたことなかったし、作ろうと思わなかった
家で見合いとかさせられたけど、権力が欲しいっていう欲望だらけの女しかいなくて、好きになれる子なんていなかった。遊ぶだけの女しかいなかった。
これが惚れるってやつなのかな?
ぐるぐる考えてるうちに何が何だかわかんなくなって、理由を聞きたくて、平然を装って質問する
五「どしたの?」
『いや、なんかはしゃいでる五条さんが可愛くてつい…』
五「えー、僕カッコいいの方がいい!」
ほぼ反射的にカッコいい方がいいって言っちゃった…
引かれたかな…?って思ったのに
『えへへ…すみません』
なんてさ、またにこにこしながら言われたら惚れるしかないじゃん…
でも、「可愛い」なんて言われたら、男として見てくれない気がして
五「ねぇ!僕今ので傷ついた!一緒にこれ食べてくれたら許す!」
僕はAちゃんを誘った
もう一回、2人でおしゃべりしたいって思ったんだ
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いや。え、五条かわいっ…(自滅)
かっこいい五条さん出せるように頑張ります!
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しろりん(プロフ) - 面白いし気に入ったお話ですけど…夢主ちゃんの名前が所々『カナメちゃん』になってます…。(๑• •๑)? (2022年10月17日 17時) (レス) @page29 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» わぁぁぁぁぁぁい!そうやってプレゼントの内容を妄想してくだされる日が来るなんて嬉しすぎます!更新頻度落ちますが頑張ります! (2021年10月5日 19時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 調理器具か……フライパンかな?包丁は……流石に危ないかな?となるとミトン(調理器具か?)とか?何を贈るのか楽しみです。更新、無理のない程度に頑張って下さい。 (2021年10月4日 22時) (レス) @page37 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます!! (2021年10月3日 20時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 尊過ぎ!! (2021年10月2日 0時) (レス) @page30 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:覇王 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/53448167
作成日時:2021年9月9日 17時