夜の店で清掃員始めたらイケメンと友達になった【五条悟】

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このゴタゴタの中何言ってんだこの人
私は目の前の自分の手を掴んでいる客に対してそう思った
周りが警察に通報やら、パニックになっている人やら沢山いる中、飲みに誘うなんてイカれてる





『すみませんが、お断りさせていただきます』






私にはまだ、やることがある





『ガラスの破片の片付け、警察への通報、お客さんの安全確認。他にも怪我してる人がいたら探さないといけませんし』





初日から大変なことになったこっちの身も考えてほしい






五「ふーん。でも、君がそれする必要ないと思うけど。ちょっと待っててね」





そう言ってどこかへ電話をかける五条さん
時間がもったいないため、私は店長を探し出すと同時に客や嬢の安全確認をする





店を走り回り数分
幸いなことに負傷者はいなかった。
店の中もあまり荒れておらず、ガラスが割れていたのは例のお化けがいた付近だけだった
走り回ったところで、店長を見つける





『店長！大丈夫ですか！』





店長「…！あぁ、Aちゃん！私は平気だよ」






『良かったです。今、店全体を見てきました。負傷者ゼロ、ガラスが割れていたのはほんの一部、一人で片付けられそうです』






店長「そうか。今警察に連絡するy五「その必要ないよー」あ、五条さん！お怪我は！？」





五「その子のおかげで無傷。今片付けしてくれる人呼んだからもうちょっとで来るんじゃないかな？あ、あとちょーっとその子連れて行っていいかな？」





店長を見つけ、少し話をしていると五条さんがやってきた
いや、私連れて行くってどういうことだよ






『は？いや、私まだ片付けが…』





店長「いや、いいんだ。行ってきなさいカナメちゃん。明日は休んでいいよ」





うーん、店長に言われたなら。まぁ、仕方ないか…





五「じゃ、しゅっぱーつ！」





『え、ちょ、待って』





カバン裏に置きっぱなしだっつうの！






そう言いたかったのに五条さんの馬鹿力によってタクシーへつめこまれるのでした

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