2 ページ2
『よし!みんな集まったね!先輩方もありがとうございます!』
周りを見回せば揃って…あれ?
『七海さんどこ行ったー?』
「あぁ、七海なら出張。まだ帰ってこないよー」
先輩が教えてくれる。まぁ、七海さんなら悲しまないか
『それでは!報告があります!』
皆がこちらを見つめる
『私今日で退職しまァァァァァァァァす!』
おし、言った!言っちゃった!
部下の子たちや同期の顔を見ると泣いてる子やら俯いてる子やら
先輩たちは嘘でしょ?って顔してる
『と、言うわけで明日から来ません!なんか意見のある人いませんか!』
と言うと部署の人が全員暴れ出した
「嫌だァァァァァァァァ先輩が!先輩がいなくなったら誰が俺らに優しく仕事教えてくれるんすかァァァァァァァァ!?(泣)」
「意見しかないわよA!」
「そうですよぉぉぉぉぉぉぉぉ!?先輩とランチ行くの毎日楽しみにしてたのに!」
「ちょっとA!どういうことよ!急にいなくなるなんて!」
「困るわ…Aちゃんがいなくなったら私たちの仕事が大変になる…Aちゃんのこと頼りにしてたのに…」
「ねぇ、なんで辞めちゃうの?この職場楽しくなかった?」
質問攻めだ…と、とりあえず説明を…
『えーとですね!この職場が嫌になったとかじゃないんです!上司にクビにされましたァァァァァァァァ!』
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ちょ、僕文句言ってきます!こんなのおかしいです!」
「そうよ!Aちゃん何もしてないのに!」
「ちょっとA!脅されてんじゃないでしょうね!?」
『違うって』
はぁ、こんなに私のためにここまで言ってくれるなんて…
『と、とにかく!私今日で退社なので!ブラック企業から出るので!皆さんのご健闘をお祈りします!』
全員「嫌だァァァァァァァァA/ちゃん/先輩がいなくなるともっとブラックになるぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
え、えぇ…困った…
『あ、じゃ、じゃあ!たまに皆さんで集まってご飯でも行きましょう!』
折衷案としてはいいと思うんだけど…
「グスッ…わかりました…まだ、あいまじょう…うぅ…(泣)」
「寂しいけど、また一緒にご飯いきましょうね」
「またご飯作ってよね!」
仲間に惜しまれながらも私は会社を出た
あぁ、楽しかったなぁ
650人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろりん(プロフ) - 面白いし気に入ったお話ですけど…夢主ちゃんの名前が所々『カナメちゃん』になってます…。(๑• •๑)? (2022年10月17日 17時) (レス) @page29 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» わぁぁぁぁぁぁい!そうやってプレゼントの内容を妄想してくだされる日が来るなんて嬉しすぎます!更新頻度落ちますが頑張ります! (2021年10月5日 19時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 調理器具か……フライパンかな?包丁は……流石に危ないかな?となるとミトン(調理器具か?)とか?何を贈るのか楽しみです。更新、無理のない程度に頑張って下さい。 (2021年10月4日 22時) (レス) @page37 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます!! (2021年10月3日 20時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 尊過ぎ!! (2021年10月2日 0時) (レス) @page30 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:覇王 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/53448167
作成日時:2021年9月9日 17時