55（五条side） ページ11
Aちゃんと布団に入ってどれくらい経っただろう
後ろから規則正しい寝息が聞こえてくるのはいいんだけど…
抱きつかれているのはちょっと…いや、かなりヤバい
柔らかい胸やふとももがぴったりとくっついてきて、おまけに自分と同じ匂い
僕は下半身に熱が集まるのを感じた
『ごじょ…さん…』
振り向くと可愛い寝顔をして寝言を言っているAちゃん
寝ているうちに服が乱れたのか下着見えている
その時、自分がゴクリと唾を飲んだのがわかった
これは、マズい…
僕はそっと布団を抜け出し、Aちゃんには抱き枕を抱きしめさせた
すぐさまトイレへ向かい、熱を発散する
五「んっ、はっ、、、」
柔らかくて、可愛い笑顔も、隙だらけの君を閉じ込めてしまいたい…
五「クっ…」
五「っはぁ、Aちゃん…Aちゃんっ…」
ただひたすら名前を呼んで、熱を発散する
しかし次の瞬間ハプニングが起きた
『五条さん…？どうしたんですか？』
…えっAちゃん！？
僕は一瞬で賢者モードに入り、脳が沸くほどの恥ずかしさに襲われた
五「えっ、あぁ、ごめん。すぐ出るから待ってて」
平静を装って答えたつもりだったが、怪しまれた…？
自問自答しつつ処理をしていると、外から元気な声が聞こえた
『五条さん！お渡ししたいものがあるので後でキッチンまでお願いします！』
そう言ってどこかへ駆けていく音
僕に渡したいもの…？
見当のつかないままキッチンへ向かうと、何かを用意していた
ソファに座ったと同時に、Aちゃんがこっちへ来る
『これ、どうぞ』
『眠れない時にはホットミルクですよ』
そう言って手渡してくれたのはいい香りがするホットミルク
お礼を言って受け取り、口をつけると身体と一緒に心までほぐれていく気がした
『どうですか？』
五「うん。美味しい」
五「ありがとう。カナメちゃん」
Aちゃが何か勘違いしてることは明白だったけど、今は彼女の優しさに甘えたい
『落ち着いたのならよかったです。じゃあ、私寝ますね』
そう言って戻ろうとするAちゃん
まだ、ここにいて欲しい
立とうとするAちゃんの腕を掴み、僕史上一番の甘えた声で言った
五「まだ、一緒にいて…？」
『…？いいですよ』
そう言って優しいAちゃんは足の間に座ってくれる
後ろから抱きしめてもう離れられなくした
ずっとこのままがいい
僕は自分が思っている以上にAちゃんに惚れている事を自覚してしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 745人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
露里唄(プロフ) - 更新お疲れ様です。体調は如何でしょうか？学生生活は上手くいかない事も多いかもしれませんが、自分の体調とよく相談して生活して下さい。作品の更新は気長に待っていますから、自身のペースで進めて下さい！ (2022年2月26日 9時) (
レス) @page15 id: 312fd8f611 (このIDを非表示/違反報告)
友希那(すぐるっちの恋人) - 続編おめでとうございます！五条かわええよぉ………反則だぁ………そして！主人公ちゃんもかわいい！ヤバイ！死んじゃうって！かわいいかわいいかわいいかわいい←壊れた (2021年11月15日 22時) (レス) @page12 id: 63dcc81372 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 勿論、無理は禁物です。書きたい時に書くのが一番だと思いますよ？偉そうなこと言ってますが……汗 (2021年10月17日 23時) (レス) id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ - 低評価なんかに負けないでください！！私は覇王さんの書く五条先生好きですし、書けるってこと自体凄いことじゃないですか！！それはもう尊敬に値しますよ！！ (2021年10月17日 23時) (レス) @page7 id: 550319b7c1 (このIDを非表示/違反報告)
覇王(プロフ) - めぐさん» お返事遅くなって申し訳ありません！続編でも可愛い五条先生を存分に出せるように頑張ります！ (2021年10月17日 19時) (レス) id: 2eb9b95748 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：覇王 | 作者ホームページ：https://twitter.com/haomin1108
作成日時：2021年10月13日 22時
