55話 ページ10
中島said
始まりの合図と共に一瞬のうちに谷崎さんは捕まって賢治君達が捕まっている扉の中へと引きずり込まれた。
ル「またお友達が増えちゃったわ!嬉しいわねアン!なぁに?まだ欲しいの?それじゃあ」
女の子が僕を見た瞬間にアンと呼ばれていた人形が僕に向かって飛んできた。僕は上に避けたり異能空間にあるリボンや箱を使いながら逃げ回っていた。
ル「すごいすごい軽業師みたい!もっと見たいわ!」
敦(攻撃速度だけなら芥川と同等以上…!惘乎してたら一瞬で捕まるぞ!)
ル「何て力強くて便利な異能なんでしょう、さぞ幼少から皆にちやほやされたに違いないわ…貴方、元孤児なのですってね…あたしも孤児院育ちなの、とても寒い所よ…凍ったみたいな水で1日雑巾がけをした後は何日も指の痛みが取れなかったわ…それに私の異能はこんなだから皆から気味悪がられちゃって…貴方がさらわれた時探偵者は必死に探したそうね、素敵だわキット貴方が良い異能を持ってるからね」
敦「僕は…」
ル「あたしも異能を買われて組合に拾われたの、けれど組合は失敗を許さないわ…今回の作戦をしくじったら汚れた紙ナプキンみたいに捨てられる…そしたらまた独りよ、そんなのって信じられる?ねぇなぜ貴方なの?なぜあたしではないの?」
組合の女の子がそう言った時僕は恐怖を抱いた。
ル「不公平よ、貴方もあたしの気持ちを思い知るべきだわ…この部屋の中で、永遠にね!」
人形は女の子の言葉を合図に僕に襲い掛かってきた。僕は寸前で攻撃を避けて箱を人形に向かって投げた。僕はその隙に扉を開けにいった。そして僕はそこで勝ったと思った。
森「少年!危ない!」
僕はその言葉を聞いて鍵が変化しているのに気がついた。僕は首に掠ったが避けられ鍵を慌てて投げ捨てた。
ル「あら、大事な鍵をこんな風に扱って…孤児院の先生に怒られるわ」
その鍵は嗤っていた。
敦「鍵でドアを開けたら勝ちじゃないのか!」
ル「そうよ、開けられればね…こんな鍵をどう使うかあたしにも見当がつかないけど」
敦(最初から…勝つ方法なんて無かったんだ!)
ル「どうしたの?お遊戯はこれからが本番よ!貴女は鬼遊の天才みたいだけどこの状態で何分心が保つかしら?」
僕は逃げて逃げまくった。兎に角、掴まらないようにリボンや箱を利用しながら。
敦(打つ手がない…何時かは捕まる、此処から逆転なんて僕には無理だ!もう…太宰さん達を頼るしか無い!)
ル「お友達を捨てて逃げるき!?」
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アミ - 更新頑張って下さい。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
きしも - 前の方のいう通り文ストではなくなっています コラボ設定にするか続編として題名を書き直して下さい (2019年4月15日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これもう文ストじゃないやん……刀剣乱舞じゃん色々と残念…… (2019年3月15日 8時) (レス) id: b84f9313ac (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 中也と夢主ちゃんは別れてしまうのですか? (2018年7月22日 11時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
紅奈 - 続き気になります ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい (2018年5月15日 14時) (レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年11月3日 3時