69話 ページ17
中原said
明日香が眠ってから数日、芥川は目が覚めたのに明日香はまだ目を覚まさない。組合と探偵社の戦争もまだ続いている。そんな中、俺は探偵社の隠れ家に向かっていた。向かっていると自動迎撃銃座が動き俺に向かって放たれたが俺は焦りもせずに異能力で止めた。そして、俺は動いている監視カメラに向かって挑発した。
中「特使の摂待役がこんな木偶とは泣かせる人手不足じゃねぇか、探偵社…生きてる奴が出て来いよ」
俺は言うだけ言ってそのまま真っ直ぐ進んだ。暫くすると鉈を持った女と麦藁帽子をかぶった少年が出てきた。
中「たった2人か…見縊られた話だぜ」
与「探偵社は事前予約制でねェ、対応が不満なら余所を中りな」
中「マフィアが敵拠点で暴れるのに予約がいると思うか?」
宮「はい!要らないと思います!」
与「賢治の云う通りだよ、暴れたいなら好きにしな…けど、アンタは暴れに来たんじゃない…だろ?」
中「ほう、何故そう思う?」
与「ウチは探偵だよ…訪客の目的位、一目で見抜けなくてどうするンだい」
中「お宅の社長は?」
与「そこだよ」
鉈を持った女は監視カメラを指した。俺はその監視カメラに向かってある写真をみせた。
中「うちの首領からお宅等に贈品だ」
福「此は…組合の団員?」
中「奴等を“餌”で釣った、現れる場所と時間も此処に書いてある…煮るなり焼くなり御自由にどうぞ」
福「何?」
中「こんな好機滅多に無ぇだろ?憎っくき組合に一泡吹かせてやれよ」
与「成る程、唆られる案だね…けどもっと善い案があるよ…アンタの手足を削ぎ落としてから何を企んでるか吐かせるってのはどうだい?」
中「そりゃ凄ぇ名案だ、やってみろよ」
そう言うと女が麦藁帽子の名前を呼ぶとソイツは、もう使われていない線路の鉄の部分を簡単に持ち上げた。俺はそれを見て思わずニヤけた。
中「矢っ張り伝言人は性に合わねぇ…仕事はこうじゃねぇとなァ」
宮「気を付けて下さーい!」
麦藁帽子は俺に向かって棒を振り抜いた。俺はそれを避けて上に乗りその上を走って麦藁帽子を蹴飛ばした。地面に着地すると女は背後から襲い掛かってきた。俺はそれを飛んで避けて天井に立った。
与「その異能…“重力遣い”の中原中也だね」
中「チッ…太宰の兵六玉が喋ったのか…太宰が其程警戒してんなら期待に応えねぇとなァ」
俺は異能を解除して落ち、その場所にはクレーターが出来た。
中「さァ、“重力”と戦いてぇのは何方だ?」
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アミ - 更新頑張って下さい。 (2020年3月26日 15時) (レス) id: 808cf034c3 (このIDを非表示/違反報告)
きしも - 前の方のいう通り文ストではなくなっています コラボ設定にするか続編として題名を書き直して下さい (2019年4月15日 20時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - これもう文ストじゃないやん……刀剣乱舞じゃん色々と残念…… (2019年3月15日 8時) (レス) id: b84f9313ac (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 中也と夢主ちゃんは別れてしまうのですか? (2018年7月22日 11時) (レス) id: 654239532a (このIDを非表示/違反報告)
紅奈 - 続き気になります ゆっくりでもいいので更新頑張って下さい (2018年5月15日 14時) (レス) id: c831905666 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰中也 | 作成日時:2017年11月3日 3時