松下村塾で始まった恋

8話 ページ10

貴女side

数日後

紫君と銀時君が勝負している

晋「はあ……はあ……」

銀「はあ……はあ……」

みんなが見ている中息切れが激しい2人

そして紫君が…

晋「はあああ！！！」

銀時君に竹刀を向けた

パシーン

晋助said

気がつくと俺は布団の中にいた

横を向くとあん時の女と松陽がいた。

あの日にここのことを聞いた

吉田 松陽が身分関係なく寺子屋を開いていると…

この女が噂の例だ

松「まったく、寺子屋に道場破りなんて聞いたことがありませんよ…」

貴女「怪我は大丈夫？紫君」

心配そうな表情で聞いてくる女

晋「大したことねーよ」

俺は起き上がり、松陽に思ったことを言う

晋「本当はあんたとやりたかった。まさか
あんな奴に…」

俺の隣に座る松陽と女

松「貴方は随分と強いですよ。あの銀時と
あれだけやり合ったのですから。道場破りさん」

晋「でも、負けた」

松「ええ、だからもっと強くなる。勝者が
得るものは自己満足と慢心ぐらいなものです
君はそんなものより意味のある者を勝ち得たんですよ。」

松陽は俺から目を背け、立ち上がり外を見始めた。

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