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窓から見える夕日に照らされながら、待ち望んでいたこの日に、あの子に電話をかける。
あー、おれ。
いや、オレオレ詐欺とちゃうねんw
重岡ですー。えメンバーメンバー！さすがに覚えて！笑
今終わって下降りてるとこ。あ、もうおる？
ごめんごめん。すぐ行くわ。はーい。
エレベーターも待ってられず駆け足で階段をおりる31歳はどこにおるんやろか。
外に出て久しぶりに見た彼女の車に近づく
重「お疲れさん。ありがとな、車」
「おつかれ〜。いーよ」
助手席に乗り込み〇〇の運転でドライブしようって約束
「しげさあ、」
重「うん？」
「ドライブ好きよな」
重「そうやねんな〜。なんか楽しくない？笑
話しながらドライブすんの」
「まあ、運転してんの毎回私やねんけど」
重「ww」
「運転も私の方がうまいしな〜。しゃあないしゃあないw」
重「おーい！運転"も"ってなんやねん！笑」
「運転は否定せんのやww」
重「したくても出来やんねん！」
「ww」
他愛もない話をしながらドライブすんのが好き。
日が落ちていく時間に眩しいなーなんて言って目細めるこの空間が好き。
〇〇とおれる二人の時間が好き。
明日も早いやろうに夕方から車走らせてくれるんも。
運転してる横顔も。
俺の話を楽しそうに聞いてくれるのも。
一緒におるだけで疲れなんて吹っ飛ぶのは〇〇やから。
好きやねん。
出会えてよかった。って隣で言ってくれる日を願って
今日もただ、見つめるだけ。
重「あ、東野さんがよろしく言っといてって俺に言っといてってスタッフさんに言われた。」
「ややこし。直接言ってくれたらええんに。」
重「東野さんの連絡先持ってるん？」
「持ってない」
重「なんやねんww」
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作者名：ぽん | 作成日時：2023年5月27日 14時
