検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,134 hit
『ヤバい...ついに家まで特定してしまった。』





スマホをぎゅっと握りしめ、自分の才能に震える。


スマホの写真と比べながら、ここは確かに″彼ら″の家だと確信した。






『入って....いいかな。』ボソ



そんな言葉を呟いた自分に驚いて、慌てて口をおおう。

いや。ダメだよ。

それこそ、勝手に家になんか入ったら即犯罪者。




この気持ちは、心の中に留めておかなくちゃ。


そう思ってくるりとその家に背を向けると、








ドンッ。


『いっ....たぁ。』



誰かにぶつかった反動でしりもちをついた。

お尻をさすりながら、よろよろと立ち上がる。









「大丈夫ですか?」






高い声。


それは、私が毎日聴いてる声。




『まさか...っ。』




顔をあげると、6人の男性が私を囲み、見下ろしてる。






私に声をかけてきたのは紛れもなく莉犬くん。


目の前にたっている、私より少し小さい彼はその小さな手を差し出す。



「どこかケガしてない?」


『は、い。大丈夫です。それじゃあ。』



「あっ」







私は彼が差し出した手を無視して、勢いよく頭を下げダッシュ。



『どうしよう...。』


走りながら、後悔する。









『バレちゃった。』執筆状態:連載中

設定を行う場合はこちらをクリック





test

おもしろ度の評価
  • Currently 10.00/10

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆめはね - ものすごい面白かったです。続きが出るのを楽しみにしています! (2022年3月22日 6時) (レス) @page4 id: 9381dc6688 (このIDを非表示/違反報告)
利蘭@あたおか - 初見です!!とっても面白いです!更新頑張ってください!応援しています!! (2020年4月26日 21時) (レス) id: dd9a434d57 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:てん | 作成日時:2020年4月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。