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小|中|大|『ヤバい...ついに家まで特定してしまった。』
スマホをぎゅっと握りしめ、自分の才能に震える。
スマホの写真と比べながら、ここは確かに″彼ら″の家だと確信した。
『入って....いいかな。』ボソ
そんな言葉を呟いた自分に驚いて、慌てて口をおおう。
いや。ダメだよ。
それこそ、勝手に家になんか入ったら即犯罪者。
この気持ちは、心の中に留めておかなくちゃ。
そう思ってくるりとその家に背を向けると、
ドンッ。
『いっ....たぁ。』
誰かにぶつかった反動でしりもちをついた。
お尻をさすりながら、よろよろと立ち上がる。
「大丈夫ですか?」
高い声。
それは、私が毎日聴いてる声。
『まさか...っ。』
顔をあげると、6人の男性が私を囲み、見下ろしてる。
私に声をかけてきたのは紛れもなく莉犬くん。
目の前にたっている、私より少し小さい彼はその小さな手を差し出す。
「どこかケガしてない?」
『は、い。大丈夫です。それじゃあ。』
「あっ」
私は彼が差し出した手を無視して、勢いよく頭を下げダッシュ。
『どうしよう...。』
走りながら、後悔する。
『バレちゃった。』執筆状態:連載中
スマホをぎゅっと握りしめ、自分の才能に震える。
スマホの写真と比べながら、ここは確かに″彼ら″の家だと確信した。
『入って....いいかな。』ボソ
そんな言葉を呟いた自分に驚いて、慌てて口をおおう。
いや。ダメだよ。
それこそ、勝手に家になんか入ったら即犯罪者。
この気持ちは、心の中に留めておかなくちゃ。
そう思ってくるりとその家に背を向けると、
ドンッ。
『いっ....たぁ。』
誰かにぶつかった反動でしりもちをついた。
お尻をさすりながら、よろよろと立ち上がる。
「大丈夫ですか?」
高い声。
それは、私が毎日聴いてる声。
『まさか...っ。』
顔をあげると、6人の男性が私を囲み、見下ろしてる。
私に声をかけてきたのは紛れもなく莉犬くん。
目の前にたっている、私より少し小さい彼はその小さな手を差し出す。
「どこかケガしてない?」
『は、い。大丈夫です。それじゃあ。』
「あっ」
私は彼が差し出した手を無視して、勢いよく頭を下げダッシュ。
『どうしよう...。』
走りながら、後悔する。
『バレちゃった。』執筆状態:連載中
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ゆめはね - ものすごい面白かったです。続きが出るのを楽しみにしています! (2022年3月22日 6時) (レス) @page4 id: 9381dc6688 (このIDを非表示/違反報告)
利蘭@あたおか - 初見です!!とっても面白いです!更新頑張ってください!応援しています!! (2020年4月26日 21時) (レス) id: dd9a434d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てん | 作成日時:2020年4月24日 19時