4月 ページ2
私の所属するて組での一日は、組長のてるとの点呼から始まる。
『ねむ…』
体を起こし、顔を洗い、歯磨きをして食堂へ向かう。
その時。
？「おはよう！」
『うぴゃっ！？』
？「あははw」
私がアホらしい声をあげて、笑っているクソ野郎のはまひとだった。
『もぉ、何すんのよー』
ま「ごめんごめん、Aが眠そうだったからさぁw」
『はぁ…』
そうして二人で食堂へ向かうと…
？「おはよ、まひと、A。」
ま、A「『おはよ、てるちゃん』」
て「朝から元気いいね〜、お陰で今日も仕事任せられるよ〜」
え…
『まさか、てるちゃん今日も仕事やらせるつもり…？』
て「うん、がんば！」
この…
ま、A「『ブラック企業がっ！』
て「ま、まあまあ。今日も雑魚なんだし、いいでしょ」
私それ昨日も言われて、筋肉痛えぐいんだけどなぁ…
『分かった。てるちゃん、貴方も参加ね』
て「え」
『 え じゃない！こっちは筋肉痛酷いのっ！』
そんなんでも仕事やってくれる私、えらくない？！
て「わかりました…」
てるちゃんが、しょぼくれた顔で頷く
___________________
その日の夜。
雑魚敵の処理も終わり、車に乗り込もうとしたその時。
ﾊﾞﾝｯ
銃声が聞こえた。
て「ﾁｯ 残党か…」
『てるちゃん、私倒してくる。』
『まひと、敵の配置は？』
ま「東に二体、北西に四体。」
て「気を付けてね」
『ええ』
そう言い、私は敵を倒しに向かった。
数分後
『全員倒し終わったわ…』
ま「お疲れ、戻ってきて。」
わかった…といおうとしたとき、背後に敵の気配を感じた。
敵「両手をあげて、銃をおけ。声は出すな」
そう、銃をつきつけられた。
まずい、終わる…どうにか応援を呼ぶ…？
でも、声は出せないし…
そんなことを考えていたら、ﾊﾞﾝｯと後方で人が撃たれる音がした。
助かった…て組の人かな…
？「大丈夫？」
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作者名：鈴 | 作成日時：2023年9月28日 16時
