141 何やってんねん ページ6
渋谷side
村「まず大倉の部屋から行こか。」
次の日もう一回メンバー全員で病院に来た。
安「大倉起きてるかな？大倉！入るで！」
でも中からは返事がなかった。
丸「まだ寝とるんちゃう？」
ちょっと不思議に思いながら大倉の病室に入るとそこに大倉の姿はなかった。
錦「大倉おらへんやん！」
安「ヤバいやん！探さな！」
俺達は病院を手分けして大倉を探すことになった。
まず俺は売店に行ってみた。
渋「大倉！大倉！」
でもそこに大倉はおらへんかった。
するとマルから大倉がヨコの病室におったと連絡が来たから急いで病室に向かった。
大「あ、すばる君。おはよう。」
俺は大倉を見てついに堪忍袋の緒が切れてしもうた。
渋「何やってんねん、お前は！まだ分からへんのか！」
いきなり怒った俺に大倉だけでなくて他のメンバーもビックリしてた。
渋「あれだけ無理するなって言うたよな!?何を倒れるまで頑張っとんねん、アホ！」
大「ごめん…けどっ…」
渋「けどやあらへん！休めって言うても休んだって嘘ついて。バレバレやねん！ヨコが心配なのも分かるけど、自分の体も大事にせぇ！」
村「すばる。その辺にしとき。」
渋「今もそうやけど、人を心配させるようなことするな！俺らがどんだけお前探したか分かってんのか！」
村「すばる！」
ヒナに止められて何とか苛立ちを抑えることが出来た。
大「ごめんっ…けど俺っ…怖くてっ…キミ君がこのまま意識戻らへんかったらどうしようって…」
村「けど、すばるの言うことも分かるやろ？」
ヒナの問いかけに大倉はゆっくり頷いた。
渋「分かったならええねん。言いすぎて悪かったな。」
大「悪いのは俺やから。大丈夫。ありがとう、心配してくれて。」
渋「じゃ、俺帰るな。」
丸「ちょっと待って！」
今度は何やねん！
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作者名：那奈 | 作成日時：2018年12月15日 22時
