153 リハ ページ18
横山side
リハの日。
俺はやる気満々でスタジオに向かった。
横「おはよー。」
安「横ちょおはよう！大倉は？」
横「何かラジオの収録やって。昼前には来るって言うてた。」
村「なら、先やろうか。何からやる？」
横「ダンス曲あるって言うとったっけ？」
錦「ダンス曲って言うてもハードやないやつやろ？」
村「じゃあ、それからやろか。」
そこから二時間ぐらいかけて軽いダンス曲の練習をした。
って言うても、俺はほとんど動いてへんのやけど。
丸「よし、休憩ー！」
錦「お前、全然出来てへんやんけ！」
丸「出来てたよー！それにすばる君も出来てへんし！」
渋「巻き込むな。」
丸「だってそうやもん！」
村「しょうもない言い合いすんなって。」
大「遅れてごめーん！」
めんどくさい事が起きそうな時に、ちょうどタツが来た。
大「どこまで行った？」
横「ダンス曲終わって、今マルが怒られてるとこ。」
大「もう、丸ちゃんまた？」
丸「俺はちゃんと出来てたのに亮ちゃんが怒んねんもん。」
大「うわ、焼肉弁当やん！」
丸「大倉！聞けよ！」
タツは差し入れの焼肉弁当に釘付けでマルの話を全く聞いてへん。
リハらしいこの感じがめっちゃ好きやねん。
村「休憩したら大倉も来たしバンドリハしようか。」
大「よっしゃ、休憩ー。」
横「何にもしてへんやんけ。」
大「ラジオしてきましたー。キミ君ちゃんと出来たん？」
横「俺あんまり動かへんから、大丈夫やねん。」
丸「もう！裕ちんずるい！」
横「お前にずるいって言われる筋合いないわ！」
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作者名：那奈 | 作成日時：2018年12月15日 22時
