CITY４ (ページ38)

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冬の国ページ38

雪はいつの間にか冷たい雨に変わっていた

　

ユーヤ「ユート!!」

ユーヤは必死にユートを追いかける

ユーヤ「団長さんも酷いな…あんな言い方しなくても」

ユートは前を向かずに早歩きしていた

もし、このまま…という悪な考えがユーヤの脳内を過ぎる

するとユートが誰かにぶつかり、止まった

チャンスだと思いユーヤは一気に近づく

ユーヤ「ユート…って、あなたは」

ヒナタ「やっぱりユート様でしたか…傘忘れたんですか？」

ぶつかったのはヒナタであった

ユート「…キミのところの団長、酷いね」

ヒナタ「あ、ハイムーンさんまた失礼なこと言いました？

ごめんなさい、彼人の本質暴くくせにその後ほっとくタイプで…なんで、ユート様泣いてらっしゃるのですか？」

ヒナタの言う通りユートの目には涙が溜まっていた

ユート「…俺は、愛されてないはずなんだ。

なのに、ハイムーンに言われたことが全部真実すぎて…」

ヒナタ「…ユート様、見ててください」