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10話 ページ10

定春が桂の頭に噛み付いたのだ

「……フン」

「なんだかんだ言っても御主人様が好きか?」


「だが、それ以上かみつこうものなら君の御主人様の首を折るぞ!!さあどーする?」

「とーするじゃねーよ!!つうじるわきゃねーだろ!!」


「てめーらよォ!!競技、変わってんじゃねーか!!」

「頼むから普通にやってくれェ!!放送できねーよコレ」


「放送など、しったことか!!」

「あーー、もういいっスわ〜」


「!!」

エリザベスから聞こえた声に銀時と桂はビクッと体を強ばらせた

「なんか、だるい」



「もう帰るんで」

「ちょっと上どけてもらえますぅ?」

エリザベスの、くちばしの部分からゴソと人が出てきた





「あ"あ"あ"あ"あ"、コレは…」


「…ウソだろ」

「エリザベ…」


そこでプチンと放送が途切れた


スナックお登勢のテレビには"しばらくお待ちください,,の文字が


「んだ、そりゃあああ!!そりゃねーだろォ!!」

「エリザベスに何があったんだいィ!!オイッ!!エリザベスぅぅ!!」

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作者名:夕霧菜 | 作成日時:2020年5月18日 23時

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