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6話 ページ6

「指名手配中の奴が変装までしてテレビに出てきたよ」

「よほどペットが気に入ってるよーですね…」

「ペットもそーだけど、あの衣装も気に入ってるアル」


「えー、カツーラさん。宇宙キャプテンって要するに何なんですかね?」

「要するに宇宙のキャプテンです」


「えー、あちらの定春ちゃんと対戦し」

「勝ち残った方が決勝へと進めるわけですが」

「どーですか自信の程は?」


「あんなのタダのデカい犬じゃないですか!」

「ウチの実家の太郎も、アレくらいありますよ」



「んだコラァ、ヅラァ!」

「てめーのそのペンギンオバケみてーな奴もな、ウチの実家じゃ」

「水道の蛇口ひねったら普通に出てきたぞ」

「ばれるよ。ばれるウソは止めて!!」


「それじゃアピールタイム終えて対決にうつらせてもらいますよ」

「私の投げた、このフライドチキンの骨を先にくわえ持ち帰った方が勝ち」

「飼い主の誘導も、けっこーですよ」


「んな、まどろっこしーの止めてよォ男らしく殴り合いでいこーや?」

「望むところだ!」

「いやオメーらじゃねーよ!!いい加減にしろよオメーら!!」


「これ、もしかしたら勝てるんじゃない?」

「エリザベスは、どう見ても鈍足そーだもん!ねェAちゃん?」


Aはカメラの横に座り"新八そこでボケる,,というカンペを持っていた

「もう帰れば」

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作者名:夕霧菜 | 作成日時:2020年5月18日 23時

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