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8話 ページ8

ゴゴゴゴゴと夜にショベルカーが動いていた


「よーし準備いいな、じゃ頼むわ」

「へーい」


「クク…腐れ河童、俺も、もう我慢の限界だよ」

男の後ろでゴゴゴゴゴゴゴとショベルカーが動いている

「池ごと土の下に埋めちゃうもんね〜」


「でも大丈夫なんですかね河童のたたりとか」

「バカか、お前は!河童なんているわけないだろ」

「ありゃ、ただの天人だ」


ゴゥンゴゥンと土を運んでいたショベルカーは



「…ったく夜中に、なんで、こんなことしなきゃならねーんだ」

ゴゴゴと動いていたが


ガクンと止まってしまった

「!!」


「んだオイ」

「止まっ…」


なんと河童がズゴゴゴゴゴとショベルカーを止めていたのだ

「!!」


「私、三郎河童アル!」

「おじさんキューリちょうだい」

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作者名:夕霧菜 | 作成日時:2020年5月4日 23時

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