Prologue ページ1
傭兵視点
「やあ、ナワーブ。今日は新しい子が来るけど、あまり楽しみにしてないようだね」
リビングのソファーで寝そべっている俺に、イライは目を向けてそう言った。
と言ってもこいつは布で目を覆っているため、こちらからはイライの目と合わないわけだが。
「どんな奴が来るかも分からねえのに、一喜一憂してられるかよ」
「そうかい？でも、今回のサバイバーは君と縁があるかもしれないよ」
その言葉に耳が敏感に反応する。そんなこと荘園の主からも、ナイチンゲールからも聞かされていない。今回は何故か事前に新しいサバイバーの情報は提供されなかった。
だがイライがそんなことを言うのは、きっと天眼で視たからだろう。
「＿＿＿＿＿そいつの名前は」
「さあ、そこまでは······でも、女性だね」
女性、と聞いて脳裏に浮かんだのは一人の少女。俺と縁がある女は、きっとあいつしかいない。
もう近くまで来ているみたいだ、と言うイライの言葉を聞くこともなく、俺はその新しいサバイバーが入ってくるであろう玄関へと走った。
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水飴(プロフ) - 【湖の宝石】さん» 初めまして！旧作も見てくださってたんですか！？ありがとうございます···！お待たせさせてしまいますが、ゆっくり書いていきますので、旧作との違いを楽しんでいただけましたら幸いです！ (2022年6月23日 20時) (
レス) id: 6a94704c3e (このIDを非表示/違反報告)
【湖の宝石】(プロフ) - リメイク前の方も見ていたのですが、また見られるなんて嬉しいです！更新頑張ってください！ (2022年6月23日 7時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水飴 | 作成日時：2022年5月31日 17時
