154話 ページ6
次の日目が覚めるとミカサがベッドの隣のイスに座っていた。
ミカサは私が目を覚めたのを確認し、顔を覗き込ませてきた。
ミカ｢お姉ちゃん、目覚めた？｣
｢ミカ、、、サ、、、？｣
ミカ｢そうだよ！
今兵士長はエルたちを迎えに行ってるから！｣
そう言うとミカサはお茶を準備してくれる。
｢ミカサは私が壁の外を知ってた事知ってるんでしょ？｣
ミカサは無言で、お茶を入れようとしていた動きが止まった。
｢そんな人がお姉ちゃんなんて嫌だよね。｣
ミカ｢嫌じゃない！お姉ちゃんは私とお母さんのために命懸けで夜の山や森を駆け抜けてくれた！
それだけじゃない、マリアが突破された日もお姉ちゃんは私たちのところに来てくれた！｣
ミカサはまだまだ話してくれたが、私が止めさせた。
｢ありがとうミカサ、辛い思いさせてごめんね。
イェーガー先生の本になんて書いてあったの？｣
ミカ｢主人公カタカナ推奨の正体は壁の外の人類。｣
｢ちょっと違うな。｣
ミカサと私の間には重い空気が流れる。
少しするとリヴァイが子どもたちを連れて帰ってきた。
｢ありがとうミカサ、じゃあね。｣
ミカ｢また、、、、ね、、、、、お姉ちゃん、、、、、。｣
リヴ｢何かあったのか？｣
｢ううん、姉妹のいざこざだよ。｣
子どもたちは久しぶりに会う私に抱き着いてきた。
｢ごめんね、エル、アル、セイン、イオ。｣
私は一人ひとりの顔を見ながらそう言うと子どもたちは何も知らないからか笑顔になった。
リヴ｢お前たち、カカが大変そうだったら手伝いをするんだぞ！
カカに無理をさせるな！｣
リヴァイは子どもたちにそう言い放った。
エル｢なんで？｣
リヴ｢いいか、カカの腹の中にはいまお前たちの弟か妹がいるんだ。
カカは弟か妹を守らないといけない、そしたら俺がいない所ではカカはお前たちが守るんだ！｣
エルはリヴァイの目をじっと見つめて強く頷いた。
アルとセインも横で頷いていた。
三人の頭をリヴァイが撫でると三人とも笑顔になった。
私はイオを抱きながら、またこの日常の風景が見れたことに感動して涙を流していた。
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加奈子(プロフ) - 梓沙さん» 更新が遅くなり、申し訳ございません。これからも宜しくお願い致します。 (2022年10月25日 14時) (
レス) id: 7bfb5b8262 (このIDを非表示/違反報告)
梓沙 - 夢主の今後が気になります！！！続きがあれば読みたいです。待ってます。 (2022年5月22日 20時) (レス) id: 8d7295ff4e (このIDを非表示/違反報告)
加奈子(プロフ) - Flowerさん» 本作品を読んでいただきありがとうございます。ご指摘頂き、ありがとうございました。訂正させて頂きました。投稿させて頂いた時には普通だったので、驚きました。これからもユミルの子孫は今を宜しくお願い致します。 (2022年4月4日 10時) (レス) id: 7bfb5b8262 (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - すみません。153話の話が少し読みずらくなっていました。お手数おかけしますが、改善して欲しいです。口出ししてしまい申し訳ありませんm(_ _)m (2022年4月1日 0時) (レス) id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DXザクロ | 作成日時：2022年2月14日 15時
