152話 ページ4
一か月間私は出された食事に手を付けることが出来なかった。
それを見かねたリヴァイが牢に入って来て、無理やり食事を食べさせたのは投獄されて５日したころだった。
食べた後は吐き気や気持ち悪さなどがこみあげてきて、涙が止まらなくなった。
そんな時は外に兵士が居ない事を確認したリヴァイが背中をさすってくれた。
リヴァイは兵士がいない時はこうして牢に来ては、私の隣にいる。
私はあの三兵団のトップとザックレーがそろった時から一度も話していない。
今日もリヴァイが来てくれて色々な話をしてくれるが、それに耳を傾けているだけ。
リヴ｢子どもたちはいま女王陛下の孤児院で暮らしている。｣
リヴァイは欠かさずここに来てくれる。
しかしそれが負担なのだろうか、日に日に目の下のクマが濃くなっていってるのが分かる。
私は一言リヴァイに言葉を発した。
『もうこれ以上リヴァイを子どもたちを苦しめたくない。
解放させてあげたい。』
｢私をマーレに送り返して。
巨人として戻ってくるからその時はリヴァイ、あなたが私を殺して。｣
リヴァイは驚いたように私の顔を見て、悲しそうな表情をした。
リヴ｢頼む、そんなこと言うな。｣
私を包み込みながら、リヴァイはつぶやく。
リヴァイはそれ以上は何も言わずにただただ私を抱きしめたまま離さなかった。
次の日私は気怠さで体を布団から起こすことが出来なかった。
異変に気付いた女兵士がすぐに兵団医を呼び、診察された。
リヴァイもすぐこちらへ駆けつけてきた。
兵団医は診察を始めるとすぐに三兵団のトップとザックレーを呼ぶよう、女兵士に指示した。
少しすると三兵団のトップそしてザックレーが牢のそばにそろった。
ピク｢どうした、バリー(兵団医)。｣
バリ｢主人公カタカナ推奨・フリッツは、、、、、、、
妊娠している。｣
その言葉にそこにいるすべての人は驚愕した。
私も例外ではなく、驚きを隠せなかった。
兵団医の言葉に最初に口を開いたのはザックレーだった。
ザック｢事実か。｣
バリ｢ああ、しかも投獄されていたストレスでかなりお腹の子も弱っている。
母体も食事をしっかり摂れていないせいで、かなり衰弱している。
このまま牢屋の中だと母子ともに危険な状態になる。｣
この答えにナイルは反論した。
ナイ｢しかしこの壁の真実を知りながら、敵から攻撃を受けようとも何も行動を起こさなかったものを解放させるのですか。｣
この答えにその場にいた人たちは困惑した。
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加奈子(プロフ) - 梓沙さん» 更新が遅くなり、申し訳ございません。これからも宜しくお願い致します。 (2022年10月25日 14時) (
レス) id: 7bfb5b8262 (このIDを非表示/違反報告)
梓沙 - 夢主の今後が気になります！！！続きがあれば読みたいです。待ってます。 (2022年5月22日 20時) (レス) id: 8d7295ff4e (このIDを非表示/違反報告)
加奈子(プロフ) - Flowerさん» 本作品を読んでいただきありがとうございます。ご指摘頂き、ありがとうございました。訂正させて頂きました。投稿させて頂いた時には普通だったので、驚きました。これからもユミルの子孫は今を宜しくお願い致します。 (2022年4月4日 10時) (レス) id: 7bfb5b8262 (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - すみません。153話の話が少し読みずらくなっていました。お手数おかけしますが、改善して欲しいです。口出ししてしまい申し訳ありませんm(_ _)m (2022年4月1日 0時) (レス) id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DXザクロ | 作成日時：2022年2月14日 15時
