狂ってしまった貴方と私の運命はーPart2ー【あんスタ】 (ページ3)

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私の選択は… ページ3

「大事な話なら…仕方ないです、よね…？」

深く、考えすぎたのかな。

そうだね、大丈夫大丈夫。

「………ふふ…ありがとうね。じゃあね、Aちゃん…また明日会おう」

「………はい…」

そのまま、弓弦くんによって、生徒会室の扉は閉じられた

流星隊の皆がニヤリと笑っていた事なんて、気が付かなかった

「…さて…帰るか！」

「拙者、A殿の家で遊んでみたいでござる！！」

「え………」

「だ、駄目ならいいんでござる……」

「ぷかぷか〜…ぼくは『おとまりかい』をしたいです〜。」

おとまりかい…

「…楽しそうですね…。」

「いいな！俺もお泊り会したいぞ！！」

……親がいるから…無理なんだよね…

「…Aさん、ケータイに、メールかLINE来てますよ？」

「え…あ、本当だ、ありがとう！」

メールを見ると

『今日、出張になったから、家に帰ってこれません。いつもどおり、夕飯とか頼むわね』

「…お泊り会、やりましょうか。」

「やった〜でござる！！」

「Aさん、男に注意しないとっすよ…((ボソッ」

「私の家…わかりますか？」

「大体わかります。」

「拙者も！」

「俺もっす！」

「ぼくもです〜…」

「ヒーローなら、当然知ってることだ！！！」

「じゃあ…着替えとか持って、また私の家に来てください」

「……Aさん、元気ないっぽいっすけど…大丈夫っすか…？悩み事があるなら、後で聞きますよ？」

「え…？そ、そんなこと無いよ…」

そんなに顔に出ているのだろうか

さっきから、私の中には花野さんの事しかない。
　

「……その顔…絶対何かあるっすね…後で話してもらうっすからね！！じゃあ、後で！」

「あ……鉄虎くん…！！」

鉄虎くんはそのまま行ってしまった

流星隊の皆も行ってしまったし…

仕方ない、か

このまま、家に帰ろう

帰って、夕飯の準備でもしよう。

あ…材料あるかな……？

後で皆とスーパー行かなきゃなぁ……。

なんて、のんびり考えているほど

本当は時間なんてなかったのだ

私は、そんな事に

きづけなかった