番外編 HAPPYEND５ ページ42
「……Aちゃ〜ん？どこにいるの〜？？」
「Aさ〜ん…出てこないと痛い目にあいますよ〜？」
どうしよう
私は今、空き教室のロッカーにかくれている
ここだっていつバレるかは時間の問題なのだ
「…………もしかしたら、ロッカーにかくれているのかも…」
「創ちん、そこを開けて」
「了解です〜」
もしかして…感づかれた！？
今度こそ本当にどうしよう…
そう思ったとき
「…Rabbitsに…羽風…？何やってるんだ、お前ら？」
「…！鬼龍くん、だっけ？Aちゃん、知らない？」
「嬢ちゃんか？嬢ちゃんなら…さっき靴箱から急いで帰っていったのは見たが…」
「くそっ……！！みんな…一旦戻るぞ」
「…………はぁ…ありがとう……」
それだけ言うと、去っていってしまった
鬼龍先輩はロッカーを開けてくれた
「嬢ちゃん、もう大丈夫だ…後は心配いらねえ…」
「鬼龍先輩…！どうして…ここが…それに…鬼龍先輩達はもしかして…」
「詳しい事は後だ、ひとまず紅月と先生達は味方だ。安心しろ」
味方…
この学院にも味方がいたんだ…良かった……
「…安心している暇はないぞ、嬢ちゃんがまだ学院にいるなんて朔間あたりなら感づかれる…ひとまず、外にでるぞ！」
「はい……！」
私にはまだ、味方がいる
それだけで勇気をもらえた
だけど…物語はそう簡単にはいかない
「……残念だけどな〜…簡単には逃げさせないぞ〜」
後ろから、Switchのそらくんの声が聞こえた
後ろを向けばSwitchの３人がいた
「すみません、Aさん、そう簡単には…逃げさせてあげられません…」
「悪いけド、ちょっとゴメンネ」
夏目くんがそう言うと煙が広がった
「嬢ちゃん！！匂いを嗅ぐな！！」
咄嗟に鼻を手で押さえた
その瞬間、鬼龍先輩が私の事を庇い、倒れた
「……鬼龍先輩……！！返事をしてください…！」
何度も、何度も言ったが返事は返ってこない
「ふふ…心配しないデ…ちょっと意識がないだけだかラ…さテ…行こう、Aちゃン…♪」
どうすれば……どうすれば…この物語は…
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kuru(プロフ) - 吹雪 白さん» ありがとうございます！次のお話で番外編は終わりになると思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 16時) (
レス) id: 8114fc1bd5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 白(プロフ) - この小説好きです！ 夢主ちゃん頑張って！！元彼...信じてるよ (2018年12月1日 16時) (レス) id: abbecc26ba (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
羅衣奈 - kuruさん» 了解しました！名前のことは、気にしなくても大丈夫ですよ！ (2018年10月20日 12時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - 羅衣奈さん» すみません！間違えました。ショト猫さんですね！ (2018年10月20日 11時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuru | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/member.php?id=28500020
作成日時：2018年9月15日 22時
