時計の針はもう プロローグ3 ページ4
放課後。
私はKnightsのプロデュースをするため、レッスン室に入った。
幸いにも…まだ、全員来ていないらしい。
1人だけ、いるけど
「あ〜……日宮さんじゃん？あれは？」
あれか。
「……は、はい……」
私は花野さんに企画書を渡した。
「ふ〜ん………ど〜もね。」
良かった…今日は怒られなかった。
たまに怒られるときもあるのだ。
私は花野さんに従えばいい。
そう。
そうすれば………
するとガチャ、とドアが開いた。
「花野先輩、今日もレッスンお願いします…おや？」
どうやら3人の人が来たようだ。
「花野ちゃん、今日もレッスンよろしくね。あら、司ちゃん…どうしたの？」
「花野先輩、そちらの方は…」
1人、私に気がついたようだ。
怖い怖い怖い………
「…今日から少しの間、Knightsのレッスンをする事になった…あ、日宮さん。ほら。」
すごい猫被り。
あ、そうじゃない…。
え、ほらって？
名前を言えと？
やだ。
言いたくない…
けど…言わないと
「…に、2年の………日宮A…です………私の名前なんて………覚えなくて良いですから」
「あら〜？噂には聞いていたけど…その子がもう一人のプロデューサーなのね？」
「そうそう。プロデュースの経験がないから…私が教えることになったの。」
いや…もういいから。
早く、レッスンやりたいなぁ………
そこにバン！、と思い切り音が入った
「わははっ！！俺のKnights！！インスピレーションが来たぞー！！！」
だ、誰だろう………？
「はいはい……てか、落書きしないの！…あれ？今日はくまくんいるんだ…へ〜……」
くまくん？
確か………さっき2人しか来ていなかったような…
辺りをキョロキョロしていると、布団に蹲っている黒髪の男が見えた。
「えへん。私が連れてまいりました！」
「ご苦労さま………あと、そいつ誰？」
グレーの男の人は私を見て問いかけた。
………この人の目が…元彼に似ていたような……
まぁ……元彼はこんなにイケメンではないけど。
でも、元彼に似ていたと言っても…見た目ではない。
雰囲気だ。
この人も…ヤンデレになりそうな。
そんな感じ。
「…そいつ、今日から俺達のプロデュースを、花野と一緒にすることになったんだって〜…」
「名前は？」
「日宮A先輩です！」
「おおお！お前誰だ？」
そこにオレンジ頭の男の子が割り込んできた。
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kuru(プロフ) - 吹雪 白さん» ありがとうございます！次のお話で番外編は終わりになると思います！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月1日 16時) (
レス) id: 8114fc1bd5 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 白(プロフ) - この小説好きです！ 夢主ちゃん頑張って！！元彼...信じてるよ (2018年12月1日 16時) (レス) id: abbecc26ba (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
羅衣奈 - kuruさん» 了解しました！名前のことは、気にしなくても大丈夫ですよ！ (2018年10月20日 12時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
kuru(プロフ) - 羅衣奈さん» すみません！間違えました。ショト猫さんですね！ (2018年10月20日 11時) (レス) id: 2a58ecdffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kuru | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/member.php?id=28500020
作成日時：2018年9月15日 22時
