怪盗Knights--今夜貴方を手に入れる--

S　番外編（読みたい人どうぞ！） ページ45

【５０話書かないと気がすまないのでちょっと番外編を書いてきます！見なくても良いです】

これは…………彼らの少し前のお話。

ちょうど彼らが中学生のころ…。

彼らはある田舎の隅にある、お墓へと向かっていた。

ある…お花を持って。

途中で月森と書いてあるお墓の前にとまる。


レオ「…………師匠…………久しぶり、だな…。」

泉「………本当、久しぶりだよねぇ……何年ぶりかなぁ…俺達、忙しくて中々来れなかったから…」

嵐「ふふっ……私達がこんなに成長して、きっと…驚いてるわ…」

凛月「そうだね…。師匠、俺達…ついに師匠みたいになれたんだよ？」

司「…………全部……師匠のおかげです…。っ……」

５人が一言ずつ喋ると、彼らを優しくなでるような風が吹いた。

？「……あら…？」

レオ「…………！師匠の…！」

？「……ありがとうね…。」

泉「いえ……」

「ふふっ……きっと…姉も…喜んでるわ…。自分の、弟子達が来てくれたんですもの……。あ、私もね、貴方達と同じ花を持ってきたの。姉が大好きだった…」

６人「オキザリス…」

レオ「ははっ………俺達もこの花が好きだと言うことを知ってたんです……それに、この花言葉は…輝く心…。俺の…俺達の…１番憧れの人です…。キラキラ輝く…一等星みたいな…。」

「そうね…………でも、私はそれ以外の意味で持ってきたの。」

司「……それ以外の意味…？」

？「ええ…………母親の優しさ……。実の娘を…あんなに大事に…してるもの。娘が犠牲にならないようにって…。始めから、こうなることを知っていて…私に頼んできたの。娘をよろしくって………娘は…もう、本当の母の事を忘れてしまったけれど…。」

嵐「……母親の、優しさ……あの事件の裏に…そんな事があったんですね。」

レオ「…ピッタリだな………((ボソ 師匠。俺が、師匠との約束守るから…。師匠の娘の願いを叶えてやるからな…。」

？「では、私はそろそろ……。娘達が待ってるので。」

司「娘…と、いうのは……」

？「姉の娘を今では私の娘として…丁寧に扱っているの。………姉が望むから。じゃあね…今日はありがとう。」

凛月「…ありがとうございます………」


５人「………………………」

レオ「………そろそろ、帰るか！」

泉「そうだねぇ………俺達は、もうそろそろ高校の準備しないとだし。」

司「と言っても、校舎が変わるだけじゃないですか！」

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