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慎吾はそれから
影法師に文字を教えはじめた。
書き方やしゃべり方まで
全部だ。
そして
あの時から月日が流れた。
日本は危機におちいり
慎吾は軍用機で旅立たないと
いけなくなった。
「ホントウニ……イッチャウノ?」
「急に行けって命令されたんだ。
行かなきゃ」
慎吾は影法師の肩に手を置くと
きっと目じりをより寄せた。
これは彼が覚悟を決める時に
いつもしていたことなのだ。
彼はその手を離して
帽子をかぶり直した。
「死にやしないから、心配するな。
いつか戻ってくるから
それまで待っていてくれ」
慎吾はそう言い残すと
彼方遠くへと
消えていった。
それから彼は
全く来る気配もなく
影法師は軍事基地から出て
そこらへんをまた歩き出した。
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あっすー♪ - イベントに参加したんで、評価とコメ書きました! (2017年12月12日 19時) (レス) id: 651ac96026 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - 日本ニダさん» 読んでくださりありがとうございます。この作品の真相を知ると、納得すると思いますがあえて書かなかったんですよね! コメントしてくださり感謝してます。 (2017年10月10日 14時) (レス) id: ac66c54604 (このIDを非表示/違反報告)
日本ニダ(プロフ) - 謎がまだ多いんですが、その不思議な感じが好きです! (2017年10月9日 20時) (レス) id: e0b4a419fa (このIDを非表示/違反報告)
うららk - 完結しました。みなさん、読んでくださりありがとうございました! とてもうれしいです。順位もありがとうございました。 (2017年8月17日 12時) (レス) id: 22af359bd0 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - 梨乃さん» ありがとうございます。こんな駄作を読んでくださる方がいるとは……。更新頑張ります。 (2017年8月16日 9時) (レス) id: 22af359bd0 (このIDを非表示/違反報告)
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