勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-７

┣その2※ ページ10

※暴力表現が含まれます


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安心させるために笑顔を見せれば、ブロリーはやっと構えをとる。



「大丈夫、いざってときはブロリーの気を吸収するよ、
だから本気でおいで、受け止めてあげる！」

ブロ「ふ、ふははは！
せいぜい足掻いてくれ」


次の瞬間、ブロリーは黒髪から金髪へと超サイヤ人に変化する。
それと同時に目にも止まらぬ速さでテトルに殴りかかる、応じてテトルは蔦で攻撃を防ぐ。



「天下一武道会は相手をころしてはいけない、そして観客もいるから力をコントロールできるようになろうね。」

ブロ「フン……！」


鼻で笑ってやるとブロリーはすかさずテトルから離れる、するとテトルの足元からいくつもの木々が生まれた。
うねり動くそれは、大きな樹木の人形"オークドール"の肩にテトルを乗せてブロリーを見下した。



ブロ「ハァッ！！」

「わっ」


碧の気弾がオークドールに襲いかかる、腰辺りに衝突すればグラリと揺れオークドールの腰が消え去ってしまう。

根のように自己再生をし元通りになって行くと、テトルはブロリーに反撃に掛かる。



「手加減を覚えてほしいなって」

ブロ「手加減ってなんだあ？」

「うーん、本気でおいでとはいったけど…
本気にならないってこと！」


オークドールの腕を地面に突き刺し、大地のなかを駆け巡らせる。地ならしをあげながらブロリーの足元めがけて突き出した。

┣その3※→←99,心臓の音※

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