勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-７

109,魔界の王 ページ37

猛スピードで飛び続けると荒野が見え始め、崖が多い地域までやって来た。


そしてテトル等は界王神が率いる、悟空たちと合流することができた。



界王神「降りはじめましたよ」


界王神の言葉通り前方には、スポポビッチとヤムーの姿が遠くから認識でき、二人はあるところで降下していた。



キビト「おかしい、ここ一帯も調べたはずだが…」


キビトが呟く、気づかれないように岩影に潜み気配をころす。
覗き見ると地面からMとかかれた出入口のようなものがそこにあった。



クリ「なぁ、あの一帯だけ地面が変だぜ
まるで掘り起こしたような跡がある。」

「おそらく宇宙船を、地中に隠してたのではないですかね？」

キビト「そうか、そういうことか、だから探しても見つからないわけだ！」


キビトはぐっと力み拳を作り、怒りを露にした。
宇宙船を隠していたとなるとおそらくバビディは、界王神が地球にやって来ていることを知っていると考えられる。



ピ「速く攻撃を仕掛けた方が……
あの悟飯から奪ったエネルギーで、魔人ブウを復活させてしまう前に！」


ピッコロは危惧するように界王神に述べた。
みな、魔人ブウの復活を食い止めたいが一心で界王神を見つめた。

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