勿忘草-ﾜｽﾚﾅｸﾞｻ-７

┣その2※ ページ25

※暴力表現が含まれます。


その予感は的中してしまうのだ


次にビーデルがスポポビッチと対峙する。
スポポビッチのタフさにビーデルが圧倒されてしまうのだ。



ビー「ぐっ！」

「ビーデル！」


スポポビッチはビーデルの顔を殴り、ビーデルは鼻から血を流してしまう。

ビーデルの体は傷だらけでボロボロである。

それでも棄権せずに立ち向かおうと、必死に立ち上がる姿に悟飯は奮い立たせ気を高ぶらせた。



悟飯「あ、あの野郎！
降参するんだビーデルさーん！！」

ビ「いやだ、ぜったい……こ、降参なんか」


はぁはぁと息を吐きながら、ビーデルはスポポビッチに地面に足で押し付けられてしまう。



悟飯「あのくそ野郎！！」

ク「お、おいそりゃ不味いぞ、落ち着け悟飯」

悟飯「いやだ！！！」


幼気な少女を殴り蹴り怪我を負わせたスポポビッチに、悟飯は激怒した。

とうとう感情の起伏で超サイヤ人になってしまう悟飯、観客席にいるテトルはそれを感じとっていた。



ヤムー「お遊びはそこまでだスポポビッチ！
我々のするべきことはこんなことではない、さっさと勝ってしまえ！」


横からヤムーと思われる男がスポポビッチに声をかける。

そして、ビーデルを場外へと投げ出せば試合はスポポビッチの勝利でおわるのだった。

┗その3→←104,怪しげな二人組

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