二巻目 ページ3
A「……貴方は…?」
??「な、ソイツを知ってるのに俺を知らねぇとは心外だな。」
A「…もっ、もしかして、…服部全蔵さん!?」
うっそ!あの服部全蔵……!!?
服「なんだ分かってるじゃねーか。」
猿「そんなことしなくてもいいわよ全蔵。この子は私が世話するんだから。」
服「…ふーん?…おい嬢ちゃん、どうする?」
A「えっ…」
全蔵さんじゃハードルが高いと思ってここに来たんだけど、……まさか本人から誘われるなんて!
それだけじゃない、全蔵さんは、私が忍者を目指し始めた時、真っ先に憧れて……それから…好きになった…憧れの人。
猿「ちょっと!無視するんじゃないわよ!」
A「…えっと…私は。」
すごく選びにくい。猿飛さんの所に来ておいて、じゃあ全蔵さん所〜だなんて
…………言えない!!言えるわけがない!!
服「そんなに迷うんなら俺の所に一週間、猿飛の所に一週間、お試しで修行するのはどうだ?」
A「えっ。……は、はい!!そうしたいです!」
全蔵さん天才か!?う、嬉しい!
服「じゃあ先に俺のうちに来い。お試しの間はジャンプ買わなくていいから。」
A「分かりました。」
猿「Aちゃん、嫌だったらいつでもここに来て。こいつB専でちょっと性癖曲がってるし……。
あと、銀さんだけは渡さないから。」
A「えっ、あ、ありがとうございます…?」
こうして、私の忍術強化習慣が始まった。
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作者名:柿ぷぃ | 作成日時:2018年2月4日 18時