十八巻目 ページ19
A「あのー!あのー!猿飛さん!」
ドンドンドンドンドン!!
猿「何よ!こんな夜中に!これじゃ銀さんと×××出来ないじゃない!
ってあれ、Aじゃない。久しぶり。
あら、どうしたのそんなに泣いて。全蔵は?」
A「お屋敷を出てきました。」
猿「まぁそんな事だろうと思ったけど。
中に入りなさい。」
A「ありがとうございますっ…!」
そして私は猿飛さんに事情を伝えた。
猿「全蔵が!?あーあー…。
全蔵もまともな恋するのね。ありゃ泣いてるわよ今頃。」
A「えっ!」
猿「そんな焦らなくてもいいのよ。
町でバッタリ会った時に伝えればいいから。」
A「はい…。」
猿「今日はもう寝ましょ。」
A「本当に、ありがとうございます…。」
ーーー次の日
猿「えーとそれじゃ、これをこうして××××て
×××だから××なの。」
猿飛さんの特訓は意味の分からないものだった。
SやらMやら…
A「う…。」
1日目にして私は猿飛さんの家を出た。
ーー夜の公園で
A「もしかして、ここいらには…まともな人はいないのかな…。」
私はブランコに座りながら、ふとそう呟いた。
すると
?「それは全く同感だな。」
全蔵さん!?と思い振り向くと…
A「あなたは…」
タバコを咥えた格好の良い人がいた。
真選組の服だ。
A「真選組?」
?「あぁ。副長の土方十四郎だ。まともな人がいないと言ったか。
本当にその通りだ。」
土方って……。
土方さんはそう言うと私のブランコの
隣のブランコに腰をかけた。
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作者名:柿ぷぃ | 作成日時:2018年2月4日 18時