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十六巻目 ページ17

服「すまねぇな、青春を邪魔して。」


屋敷に着いてから全蔵さんはそう言った。


A「いや、別に…。」


服「でも好きな奴が、他の奴と…

しかもあんなメガネと見つめ合ってたら、ちょっと妬けるだろ。」


A「は、はい…(?)」



服「……。」



何だか不安だな。一目惚れ…?

一目惚れ…。



服「とにかく今日はもう寝ろ。」


A「……はい、おやすみなさい。」



ーーー自室にて



不安だな。忍術を磨くなら、猿飛さんより良いだろうけど…。

…だめだ。ここを出よう。好意があったら怖い。
それに、きっと集中できない。

猿飛さんの所に行こう。やっぱり女の人だし。

うん、そうしよう。


…でも何だか悪いので今週のジャンプを置いて行こう。



そして私は荷造りを始めた。

1度任務を失敗してるとはいえ忍者だし、全蔵さんも部屋の中を覗くような人じゃない。

部屋も遠いし大丈夫だ。


ーーそして



A「お世話になりました。」


そう呟いて全蔵さんのお屋敷を出た。

ーー涙が頰を伝った。

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設定タグ:銀魂 , 御庭番衆 , 服部全蔵   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:柿ぷぃ | 作成日時:2018年2月4日 18時

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