十巻目 ページ11
A「すみませ〜ん!」
インターホンを押しながら声をかける。
ピンポーンピンポーンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!!!
??「…ぅぅううっせー!!!!
誰だこんな真昼間からぁあ!!
金ならねーっつってんだろクソババ…あ?!」
いきなり飛び出てきた銀髪の男の人は、やっと私に気づいたようで
??「……アンタ誰?え、もしかして依頼!?」
と驚いた顔をする。
もしかしてタイミング悪かったのかな……?
A「いや、お取り込み中なら別に構いませっ…!うぇえ!?」
喋り終える前に銀髪に腕を掴まれ、強制的に『糖分』という字の掛けてある部屋へ連れられた。
??「ちょっと銀さん。自分がインターホン出るなって言っておいて…。」
銀さん?「うっせーメガネ!
まさかの依頼人だったんだ。んな事言ってられっか!」
何が何だか分からずじっと黙っていると
メガネ「あの…、ご用件は?」
と聞かれた。
A「あっ。あの、歌舞伎町の案内を頼みたくて。路地とか、そういう所まで隅々とです。」
メガネ「ですって銀さん。」
銀さん「何だ、んな事か。で、金は?」
A「今、手持ちが三万円で…。足りますか?」
銀さん「三…三万!言ったな!?言ったからな!!?」
銀さん「うし、行くぞ新八!」
新八「〜!!はい!」
この人達大丈夫なのかな…。
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作者名:柿ぷぃ | 作成日時:2018年2月4日 18時