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本当に...そうなの ページ17

英智さんが、保健室に行って
俺は伏見さんと生徒会室に行った

伏見「どこも怪我はありませんね」


『...ありがとうございます』

伏見「いいえ」

伏見さんは一瞬驚いた顔をして、それから微笑んだ









月永「おい!!」

いきなり、扉が開かれて、見た事ない人が入って来た

伏見「...月永君」

月永「Aってのは?」

『あ...俺です』

月永って言われた人は俺を見て、それから乱暴に俺を連れだした


伏見「A君!!」

後ろから、伏見さんの焦った声がする
でも、手を思い切り掴まれて、振り切れない

連れてこられたのは屋上だった

月永「さっきのステージ、見てた。本当に声が出ないのか?歌えないのか?」

『...』

月永「俺は月永レオ。呼び方はどうでもいい。とにかく、歌えないのか、お前は」

『うん』

月永さんは、どうしてこんなの聞くんだろう

月永「..理由って、聞いてもいいか」

『...嫌だ』

嫌だ..歌えない理由は、言いたくない


だから..英智さんは、あの人を殴ってでも黙らせたんだ

俺の気持ちをわかってくれるのは
あの人だけだ...

月永「悪かったよ..そんな顔するな」

『..』

自分でも知らないうちに、泣いてたらしい
月永さんは俺の頭を軽く撫でた

月永「俺、お前の声が好きだったんだ。知らないかもしれないけど......まぁ、たしかに、お前に声かけたのは初めてだけどさ..お前の声が好きだった」

『...』

月永「俺の歌を歌ってほしくて..今日、お前に話しかけようとしたら.....」

そこで、お前が歌えないって事実を知った

頭を殴られたような衝撃だった
あんなに綺麗な歌声が、2度と聞けないなんて
俺は...辛かった

月永「...A、だっけ」

俺を見上げる奴は、よく見れば..とても幼い顔つきだった

月永「歌えるように、なるから...だから...諦められないでくれ」

『...うん』



月永さんは、最後に耳元で囁いた









月永「...あまり、あいつを信用するな」









どういう事だろうか

嘘つき→←もう止めろ



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風船ガム - 奏汰さん» ああああああ!ありがとうございます!もう、嬉しいです.....更新頑張ります!(>ω<〃) (2017年7月23日 17時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
奏汰 - めっちゃ面白いです!夢主くん可愛い!!そして英智さんかっこいい!文字がめっちゃ読みやすいですね!!次の話も楽しみにしてます!(´▽`) (2017年7月23日 17時) (レス) id: 58a4addda3 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - マロンクリームさん» ありがとうございます!!頑張ります!((o(。>ω<。)o)) (2017年7月23日 10時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)
マロンクリーム - おぉぉぉぉ!めっちゃ面白いです(*´▽`*)更新楽しみに待ってます(`・ω・´)頑張ってください! (2017年7月23日 10時) (レス) id: 9f03df5593 (このIDを非表示/違反報告)
風船ガム - Knights を護る騎士でいたかったさん» 全然、上手く出来ないですが、頑張ります! (2017年7月23日 9時) (レス) id: 4ad624ef5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風船ガム | 作成日時:2017年7月22日 20時

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