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長い長い廊下を歩いていた。
中原「手前、名前なんて呼んだらいい。」
「お好きにどうぞ。会ったときみたいにAとかでいいですよ。」
中原「そうか、じゃーA。お前の異能について知りたい。そして、今から来る太宰とかいう青鯖とは仲良くすんじゃねぇ」
？「なぜだい？それは心外だねぇ。中也」
中原「…はえェよ。青鯖」
「貴方ですか、？太宰って人は」
太宰「あぁ、私だよ。」
「そうですか。私は中井Aです。」
中原「兎に角、行くぞ。太宰、お前もだよ」
太宰「中也からお誘いなんて珍しいね。最も、Aちゃんがいなければ行かないけど。」
中原はAを連れ、拷問室に向かう。
最早誰のか分からない血も体液も飛び散っている空間にまずAを連れていくのはマフィアへの適性を見るためだ。
目の前の彼女にはそれは必要無さそうに思えるが、マフィアの掟だ。守らざるを得ないだろう。
中原「此処だ。」
「…随分と趣味の悪い部屋に中也は住んでるのね…引くわ…」
中原「うるせえ！俺の部屋じゃねえよ！」
太宰「中也ってば…掃除はしろって言ってるでしょ…？」
中原「そこの青鯖！乗るんじゃねえ。これはほぼほぼお前の所為だろう。」
この2人は犬猿の仲なのか。
呆れたようにため息をつくA。
「それで、ここの部屋って見るからに拷問室だけど、連れてきた理由と目的よろしく。」
中原「手前は頭がキレるな。まず、手前の異能について把握したい。そしてここで見せてもらいたい。それだけだ。異能はそこにいる太宰に掛けてくれていい。」
次数字数オーバーなので次いきます。
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作者名：テオ | 作成日時：2017年7月13日 15時
