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3 夢主side ページ4

ある建物の前に着いた。

中原「此処だ。」

「ふーん…」

大きい。そして異様な雰囲気を放っている。
目の前の彼…中也は私の異能を知っていると言った。

対して使ったことのないこの異能。なんせ人殺しに特化していて人助けには使えないのだ。

使ったのは1度だけ。

自らの父親の異能を抜いたこと、そして父と母の血を抜き殺したこと。

殺戮に特化この異能。どうにかできないものか。

父と母はポートマフィアと並ぶ今は無き裏組織の幹部であった。ポートマフィアに潰されたが。その時に私を売ろうとしたのだ。虐待なんてしてた親に慈悲の心なんて無い。すぐさま殺した。

「…はぁ…」

中也「なんて顔してンだよ。此から首領に会うってンのに。」

「きっと私の苗字を知ったから中也の首領は私に目をつけたんでしょうね。」

中也「…さァな。」

そう言い、彼が首領の部屋まで案内してくれた。

中原「首領、中原です。」

森「入り給え。」

中原「失礼します。」

「失礼しまーす」

そう言って私はどこか重苦しい雰囲気のある部屋に足を踏み入れた。

4 夢主side→←2 中也side



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作者名:テオ | 作成日時:2017年7月13日 15時

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