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三 少女期 ページ4

取り敢えずこの写真機は持って帰る事にした。




何故私が落ち着いているのか疑問になる人もいるだろうが、




大体この世界では"異能力"と云う非現実的な概念があるから紙から写真機が出てくるのも何ら不思議じゃない。

『只今〜!』



「おかえり!手を洗ってね〜」

それより異能力が何なのかが問題だ___。





第五のジョ ゼ○見たいにテレポートとか裏世界入れたり?




いやないか…あれは固定されてるヤツだし…



そう考えているとある一声が聞こえてきた。



「お父さんが大切な話があるって〜」

『はーい!』


家のキッチンから元気はつらつな声が聞こえる。




私は其れに応えるように返事をした。



此処から夕焼けの日差しが良く見える。



まるで向日葵の様な明るく綺麗な日だった。



その光に当てられながら私はある事を考える。

話って何だろ……




「実は…ヨコハマに引っ越そうと思うんだ」



『…え?』

私はお父さんの向かい側の椅子に座り、話を聞く。




衝撃の一言が降り注いできた。



私は驚きの余り目を見開いてしまった。



一般家庭がヨコハマに引越しをするのは危ないので無いだろうか___。

『ん"…普通の人がヨコハマに行くのは危ないんじゃないの?』


わたしは首を傾げ、不思議になり聞いた


「嗚呼…云ってい無かったか?お父さん元大尉なんだ」



たっ…大尉?うーん…聞き間違えかな?



ゑっ?ゑっ…?たったっ大尉??


おいおい何処ぞのカムイでも中尉しか出てこなかったぞ?



私は大尉と云うパワーワードに顎が外れそうになる。

『大尉っ____!?』

「あははっ!」

三人のクツクツとした笑い声が一屋根に響いた。

四 ・→←二 お母さん



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作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月2日 17時

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