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二十一 ・ ページ22

「中也君…我々ポートマフィアの傘下に入る気は無いかね?」




うわ…危ないから離れとこ…




中也が森さんを睨み付け、床が放射状に割れる。




私の危機感もあってか何とか怪我は無い様だった…危なかった




森さんは淡々と話した____。




中也と理解が一致している事_____。





先代が暴走した事________。




先代が復活した事__________。




先代を殺 した事______。




それらを明かした時太宰さんは頭を悩まされていた。




"昔"は苦労人だったんだなぁ…そう遠い目で見つめた。




中也が驚いた様な表情をした。




真逆本当に殺されているとは思わないだろうし…そりゃそうか。



子供を人質にするとか…心が無いなぁ…。



それから何とか情報を交換する事が出来た____。




組織内の三割って何人位なのか…普通に疑問だ…




国木田さんの心中ご察しします…




「おいっ!何処に行くのか位教えやがれ!」




なーんで子供三人歩いている時にこんな暴力沙汰が起きるんだ?




「悪いけど話しかけないでくれる?ちょっと呼吸で忙しいから。」




太宰さん辛辣…




小一のあの道に出っ張っている所でぴょんぴょんしたなぁ…




「首引っこ抜くぞ自 殺願望!何処に行っているのか位応えろってんだよ___!」




中也が蹴りを飛ばすも太宰さんに華麗に躱される___。




「__ってかなんでガキが居るんだ?」




『ガキは君もだろう?町外れとは云え暴力沙汰を起こす大人が何処に居るの?』




ぐぬぬと云う擬音が似合いそうな表情をしながら私を睨んでいる







正直笑い転げそうだった

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作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月2日 17時

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