二十 ・ ページ21
「さて…昨日の件で中也くんと少し話がしたい。外してくれるかな?蘭堂君。」
「ボス…それはお勧め出来ぬ事…この小僧は危険です。」
厚着姿の蘭堂さんが異能力を使っている様だ…
「手は考えてある。それより蘭堂くん…何時もより寒そうだけど、大丈夫?」
此処の部屋だけ威圧感がヤバい…頭が可笑しくなりそうだ…
耳鳴り、頭痛が繰り返されるように発症する…新手の覇気かよ…
「恥を承知で申し上げると…凍えて死にそうでございます。」
「寒い?その格好で?」
椅子に座っていた中也が蘭堂さんを見上げる様に振り向く…
身長差えぐ…
「下がっていいよ。」
「ではお言葉に甘えて…失礼します。」
コツコツと無機質な音が響く__。その沈黙を破るように誰かが言葉を発した。
「この時期に寒いわけねーだろ。ビビっているだけじゃねぇのか?」
「あれでも、ポートマフィアの準幹部にして、優秀な異能力者なんだよ。」
「どーでもいいわ…きょーみねぇ…」
「森さんそろそろ本題に入ったら?」
仲良いなそこの三人…私何か云ったら殺 されそうなんだけど…
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作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月2日 17時